2012年11月18日日曜日

解析的torsionについて(その3)

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解析的torsionのその3として、解析的torsionの重要な背景として、偏微分方程式の固有値問題があり、その解法の中に漸近展開の登場がゼータ函数の登場と同じことになっているということを書きました.ゼータ函数はMinakshisudaram-Pleijel zeta functionです.また、Hawkingさんのゼータ函数正規化を提案した論文の動機がブラックホールの研究にあったこともひとこと記載しました.

解析的torsionについて(その3)

2 件のコメント:

  1. Nov 21 2012

    この楕円型境界値問題の熱核による解析の方法は、『ディラック作用素の指数定理』吉田 朋好著 共立出版に、解説があります。

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  2. 23 Nov. 2012

    おそらく、志村谷山予想にもMellin変換がでてくる(ゼータ函数の議論の中では、Mellin変換が重要な位置を持っている)のに対し、解析的torsionにゼータが登場する場面でMellin変換が出てくるということも、重要性があるように思う.おそらくモジュラリティのところに出てくるのではないか思う.

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