2013年8月25日日曜日

数理物理セミナ第十回目

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2013年6月30日、第十回目の数理物理セミナとして、タイトル『場の量子論と散乱振幅』のセミナを、講師として阿部泰裕さんをお招きして行いました.ここに『講義ノート』は下記のに掲載してあります。元の講義ノートは英文ですが、各段落ごとに意図がわかるように、日本語でも簡単な説明を付けくわえております.講義ノートの整理に手間取り、公開が今になってしまいました.

講義ノート: QFT and Scattering amplitudes

1、場の量子論の全体の流れが明確に記述されていること
2、Heisenberg代数が、Schwingerの作用原理から変分により導出できること
3、n-点相関函数が摂動論なしで導出されていること
4、電磁場を例としているが、非可換ゲージ場に対しても明確な方向性を与えている

が主要な特徴だと思います.

有意義なセミナをありがとうございました。

数理物理セミナのリンク先は、
第十回数理物理セミナ(阿部さんのタイトル「場の量子論と散乱振幅」)

なお、数理物理セミナ番外(5/26)は事前の勉強会でした.

2 件のコメント:

  1. 事前の勉強会も無駄ではなかったかもしれない.

    数理物理セミナ番外(5/26)

    URL:
    http://knyokoyama.blogspot.jp/2013/07/526.html

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  2. 1 Sep 2013

    少し解説っぽい記事を書く必要があるかもしれない

    本文中にあげた感想の4点と

    Schwinger函数、Osterwalder–Schraderの定理あたりを書く必要があるかもしれない.

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