2013年12月22日日曜日

Terence Taoさんの講演『素数の持つ構造とランダム性』

English version none

2007年のUCLAでのTerence Taoさんの一般向けの講演を、板書を日本語化しました.四則演算の知識しか仮定しない講演ですが、しかし、広い話題であり、直近のご自分の仕事まで話をされています.

素数の持つ構造とランダム性(日本語)

元の講演はyoutubeに公開されていて、URLは以下です.

Terence Tao: Structure and Randomness in the Prime Numbers

3 件のコメント:

  1. この文中で、Fourier解析の話(音波でゼータ函数の音を聞く)という話は、

    Heuristic limitations of the circle method

    http://terrytao.wordpress.com/2012/05/20/heuristic-limitations-of-the-circle-method/

    で簡単に説明されている「円の方法」のことを指していて、この方法が双子素数やGoldbach予想に適用されているのだと思う.

    返信削除
  2. 26 Feb 2014

    Green-Taoの定理は、意外で驚くべき定理であると思ったのだが、

    Green-Taoの論文の序文には、『驚くべきことではない、1923年のHardy-Littlewoodの予想から容易に想定できるし、事実、その後に途中となるステップもある』と書いてあって、驚いた.

    返信削除
  3. Green-Taoの定理は、AMSから出版されている書籍”Structure and randomness”についてのBLOG

    http://terrytao.wordpress.com/2008/01/07/ams-lecture-structure-and-randomness-in-the-prime-numbers/

    にも記述がある.

    返信削除