English version
最近、Lieven le Bryun先生がブログに、数論トポロジーの原点について書いておられます。現在も進行中です。数論トポロジーとは数論と3次元トポロジーの類似を徹底的に追及する世界のようで、近年多くの成果がでてきています。その原点について述べておられるので、非常に面白そうです。いづれは、他のトピックスと合わせて、日本語化しようと考えています。現在は、先生のブログにリンクを張っただけです。
数論トポロジーのエピソード(第一話) 私のオリジナル
Mumford先生の宝の描写(第二話)
Manin先生の幾何学的座標軸(第三話)
Mazur先生の結び目の辞書(第四話)
数論トポロジー貼られているリンク(番外)
Grothendieckの点の函手(第五話)
素数に結び付いた結び目とは何か?(第六話)
Alexander多項式についての注意(番外2)
素数=結び目の類似の夢を見ているのは誰か?(第七話)
素数=結び目の類似の誕生日(第八話)
Manin先生の『2000年における3つの世界』(第九話)
Alexander多項式の話題
【翻訳】Alexander多項式
全体を2つのグループに分けよう。第一グループは、
返信削除Mumford's treasure map
Manin's geometric axis
Mazur's knotty dictionary
Grothendieck's functor of points
で、第二グループは、
What is the knot associated to a prime?
Who dreamed up the primes=knots analogy?
まずは、第一グループを目標としよう
1月31日の『Manin先生の「2000年における3つの世界」』のみ、日本語版作成しました。
返信削除Kapranovさんは、数論トポロジーの先駆者として名前が挙がっていて、文献としても、
返信削除M. Kapranov "Analogy between Langlands correspondense and topological quantum field thoery, Progress in Math., 131 Birkhauser, (1995), 119-151
が挙がっている.これには3次元多様体が表にはでてきていなく、カテゴリ論が中心であるが、第2章だけ異なるファクタがある。
第2章のタイトルは
Shimura varieties and Feynman integrals
というタイトルで、サブタイトルとして
reconstruction of the vector space data from the numerical data
とある.
ここで言いたいことは、TQFTの中で定義されるFeynman経路積分が、Langlands理論の標準的な方法である、志村多様体のcohomologyの研究が、その類似となっているという主張が書かれている.
Deligneによると志村多様体は、ある種類のparametrizeされたmotivesであり、これらのmotivesは適当なCMを持つAbel多様体の1次元cohomologyで与えられる.
この考え方をTQFTに導入するのだという.