2012年9月10日月曜日

E. Frenkelさんの幾何学的Langlandsプログラム

English version

E. FrenkelさんのLanglandsプログラムについての見方が一般向けに書かれている.コンファレンス(10月開催)の前振りとしてのブログのようだ.日本語化した.

E. Frenkelさんの幾何学的Langlandsプログラム

原文のURL:
The Geometric Langlands Program with Edward Frenkel

5 件のコメント:

  1. 当然のことではあります.しかし、結構、重要なことを言っているように思います.

    コンファレンスのためと思いますが、タイトルが『幾何学的』に絞られているようですが、本来、E. Frenkelさんは、元祖Langlands(数論)と幾何学的Langlandsは、繋がっているという考え方です.事実、今回のブログの内容も代数方程式の有理解(整数解)から問題を提起しているということは、数論の元祖Langlandsプログラムにも焦点があてられているように思います.

    コンファレンスの内容に物理が入っているということは、電磁気学、ひいてはゲージ理論と幾何学的Langlandsの関係を意味します.また、Ngoさんの基本補題の解決を中心的な話題にしていることは、やはり、元祖Langlandsプログラムと幾何学的Langlandsとをつなぐことであると思われます.そして、Arthur-Selberg跡公式が次に目標と言いきっていることは、やはり、元祖数論のLanglandsプログラムを次の目標としているのだと思います.

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  2. Nov. 8 2012 この研究集会のVideoが公開されています。

    URL:

    http://www.fields.utoronto.ca/video-archive/event/108

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  3. 17 Dec. 2012 E.Frenkel:LANGLANDS PROGRAM, TRACE FORMULAS, AND THEIR GEOMETRIZATION: http://arxiv.org/pdf/1202.2110.pdf をちゃんと読むことにした.

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  4. Love and Math

    Number theory, Harmonic analysis, Geometry and Quntum theory are related to each other.

    It is Geometric Langlands Program.

    He said.

    Oct. 2013 at Tronto

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  5. 30 Jan. 2014

    Diophantine approximationが本質的なのだろうか?それとも単に数論の歴史的な問題から切り出すために持ち出しているのだろうか?

    調和形式とLanglands programが本質的に繋がっていることは、Langlands自身の主張である.

    ところで、解析的整数論の中で、Diophantine approximationは重要な位置を占める.この事実とLanglandsは繋がっているのであろうか.

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