2011年12月31日土曜日

Arthurさんの跡公式小史II

English version

10月23日の『ゼータ函数と統計力学』のトークのときに、第三章の様々なゼータ函数と題して、Hilbert-Polyaの提案に沿ったものを2つ合同ゼータ函数とSelbergのゼータ函数を挙げました。Selbergのゼータ函数に関してキーポイントとなっている跡公式(trace fromaula)について、ことばのみ出して説明していませんでした。Arthurさんの『跡公式小史』という冊子が公開されていますので、それを日本語化します。二回目です。

跡公式小史 II

原文は、
A (very brief) History of the Trace Formula

2011年12月30日金曜日

Arthurさんの跡公式小史1

English version

10月23日の『ゼータ函数と統計力学』のトークのときに、第三章の様々なゼータ函数と題して、Hilbert-Polyaの提案に沿ったものを2つ合同ゼータ函数とSelbergのゼータ函数を挙げました。Selbergのゼータ函数に関してキーポイントとなっている跡公式(trace fromaula)について、ことばのみ出して説明していませんでした。Arthurさんの『跡公式小史』という冊子が公開されていますので、それを日本語化します。二回に分けます。

跡公式小史 I

原文は、
A (very brief) History of the Trace Formula

2011年12月29日木曜日

結び目と量子論

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WittenさんのPrinston大学の一般向けの講演「結び目と量子論」の板書を『丸写し』しました。とても面白いのでお読みください。

結び目理論の中に登場するJones多項式を次元を一つ上げて一般化するとKhovanov homologyとなることの説明を一般向けにされておられます。最後にLanglandsとの関連が示唆されます。

元の【講演】は

Knots and Quantum Theory (in English)

板書【丸写し】は

結び目と量子論 Edward Witten (in Japanese)

をクリックください。とても楽しいレクチャです。Wittenさん最新の数理物理の結果と主張が一般向けに説明されています。

2011年12月18日日曜日

USLHC F.Tanedoさんのブログ記事の日本語化

English version

昨年同様に、USLHCのF.Tanedoさんのブログの記事を日本語化しました。目次や各章の先頭にリンクをはり、またWikipedia参照の箇所は、日本語版wikipediaへリンクをはり(日本語版があるもののみ)、電子book型の仕上がりにしています。

USLHC BLOG 記事より(その 2)(ver 1.0)

昨年のものは、
USLHC BLOG 記事より(その 1)(ver 2.0)

2011年12月12日月曜日

東大物理学科でのセミナ{お話}のAgenda

English version
昨日12月11日にTokyo UNIV. 物理学科でインフォーマルですが、セミナでおおよそ3時間に渡り、トークを行わせていただきました。私の一般の友人の2名を含め、8名に私のトークを聞いていただきました。若人が主要な相手ですから、私は「(数理)物理にとって代数幾何と数論幾何が重要なのです」との主張をさせていただきました。喜んでお聞きいただけたこと、感謝しております。内容は、当初は10月23日の『ゼータ函数と統計力学』と思ったのですが、前日に「物理と数学の筋力トレーニング」をやってもとても若い方にかないそうにないので、文献紹介を兼ねた「お話」にするということで、急遽agendaを作成しました。(物理数学の筋力トレーニングとは、「ゼータ函数と統計力学」の中でいえば、Jordan標準形、数論的函数、解析数論の入門、古典統計力学、量子統計力学、ランダムウォークあたりを指しています。)

Agendaです(誤字脱字を修正しております。)

Zeta Function and Correlation Function

タイトルはセミナのタイトルに合わせさせていただきました。

なお、内容の詳細はほぼ私のブログに記載してあることが多いです。初めてのものもあります。