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2011年10月23日、数理物理研究会の第二回目の勉強会、セミナを行いました。今回は、タイトルは『統計力学とゼータ函数』としていますが、長いのでこの部分を2つに分割します。今回の内容は、Riemannゼータ函数は、Hagedorn温度やPauliの排他律、Bose-Einstein凝縮といった物理現象を知っているのではないだろうかという話です。
目次は
0、はじめに
1、素数の分布(Riemannゼータ)
2、数論と物理との合流の原点
3、様々なゼータ函数
4、統計力学とゼータ函数
App. (熱)統計力学の「お話」
ですので、今回は第五回目として、目次の4の後ろ半分を掲載します。
ゼータ函数と統計力学V
28 Apr. 2013
返信削除この第4章は、
1、Primon
2、Pauli排他原理を含む統計力学と数論的函数の関係
3、Lee-Yangの定理とRiemannゼータ函数
4、BECとゼータ函数
という構成であるが、現実にはセミナで話をした内容は、時間の関係もあり、
1、Primonのみであった
3、は話題にすらしなかったように記憶していて、しかし背後に深いものがあるので、他でもブログの内容としようとしている.