2011年12月31日土曜日

Arthurさんの跡公式小史II

English version

10月23日の『ゼータ函数と統計力学』のトークのときに、第三章の様々なゼータ函数と題して、Hilbert-Polyaの提案に沿ったものを2つ合同ゼータ函数とSelbergのゼータ函数を挙げました。Selbergのゼータ函数に関してキーポイントとなっている跡公式(trace fromaula)について、ことばのみ出して説明していませんでした。Arthurさんの『跡公式小史』という冊子が公開されていますので、それを日本語化します。二回目です。

跡公式小史 II

原文は、
A (very brief) History of the Trace Formula

2011年12月30日金曜日

Arthurさんの跡公式小史1

English version

10月23日の『ゼータ函数と統計力学』のトークのときに、第三章の様々なゼータ函数と題して、Hilbert-Polyaの提案に沿ったものを2つ合同ゼータ函数とSelbergのゼータ函数を挙げました。Selbergのゼータ函数に関してキーポイントとなっている跡公式(trace fromaula)について、ことばのみ出して説明していませんでした。Arthurさんの『跡公式小史』という冊子が公開されていますので、それを日本語化します。二回に分けます。

跡公式小史 I

原文は、
A (very brief) History of the Trace Formula

2011年12月29日木曜日

結び目と量子論

English version
WittenさんのPrinston大学の一般向けの講演「結び目と量子論」の板書を『丸写し』しました。とても面白いのでお読みください。

結び目理論の中に登場するJones多項式を次元を一つ上げて一般化するとKhovanov homologyとなることの説明を一般向けにされておられます。最後にLanglandsとの関連が示唆されます。

元の【講演】は

Knots and Quantum Theory (in English)

板書【丸写し】は

結び目と量子論 Edward Witten (in Japanese)

をクリックください。とても楽しいレクチャです。Wittenさん最新の数理物理の結果と主張が一般向けに説明されています。

2011年12月18日日曜日

USLHC F.Tanedoさんのブログ記事の日本語化

English version

昨年同様に、USLHCのF.Tanedoさんのブログの記事を日本語化しました。目次や各章の先頭にリンクをはり、またWikipedia参照の箇所は、日本語版wikipediaへリンクをはり(日本語版があるもののみ)、電子book型の仕上がりにしています。

USLHC BLOG 記事より(その 2)(ver 1.0)

昨年のものは、
USLHC BLOG 記事より(その 1)(ver 2.0)

2011年12月12日月曜日

東大物理学科でのセミナ{お話}のAgenda

English version
昨日12月11日にTokyo UNIV. 物理学科でインフォーマルですが、セミナでおおよそ3時間に渡り、トークを行わせていただきました。私の一般の友人の2名を含め、8名に私のトークを聞いていただきました。若人が主要な相手ですから、私は「(数理)物理にとって代数幾何と数論幾何が重要なのです」との主張をさせていただきました。喜んでお聞きいただけたこと、感謝しております。内容は、当初は10月23日の『ゼータ函数と統計力学』と思ったのですが、前日に「物理と数学の筋力トレーニング」をやってもとても若い方にかないそうにないので、文献紹介を兼ねた「お話」にするということで、急遽agendaを作成しました。(物理数学の筋力トレーニングとは、「ゼータ函数と統計力学」の中でいえば、Jordan標準形、数論的函数、解析数論の入門、古典統計力学、量子統計力学、ランダムウォークあたりを指しています。)

Agendaです(誤字脱字を修正しております。)

Zeta Function and Correlation Function

タイトルはセミナのタイトルに合わせさせていただきました。

なお、内容の詳細はほぼ私のブログに記載してあることが多いです。初めてのものもあります。

2011年11月27日日曜日

何故、Higgsは期待されるのか、Part1:電弱対称性の破れ(日本語のみ版)

English version
US LHC F. TanedoさんのQuantum Diaryの記事"Why do we expecy a Higgs boson? Part I: Electroweak Symmetry Breaking"を日本語化をしました。日本語のみ版を掲載します。

今回は、Higgsの話と電弱対称性の破れの話との関係について、分かり易くかつ詳しく書かれています。標準モデルの最も基本的で重要なところです。

何故、Higgsボゾンが期待されるのか?Part I:電弱対称性の破れ(日本語のみ版)

原文は、

Why do we expecy a Higgs boson? Part I: Electroweak Symmetry Breaking

です。

何故、Higgsは期待されるのか、Part1:電弱対称性の破れ(その2)

US LHC F. TanedoさんのQuantum Diaryの記事"Why do we expecy a Higgs boson? Part I: Electroweak Symmetry Breaking"を日本語化をしました。第二回目です。

今回は、Higgsの話と電弱対称性の破れの話との関係について、分かり易くかつ詳しく書かれています。標準モデルの最も基本的で重要なところです。

何故、Higgsボゾンが期待されるのか?Part I:電弱対称性の破れ(その2)

原文は、

Why do we expecy a Higgs boson? Part I: Electroweak Symmetry Breaking

です。

何故、Higgsは期待されるのか、Part1:電弱対称性の破れ(その1)

US LHC F. TanedoさんのQuantum Diaryの記事"Why do we expecy a Higgs boson? Part I: Electroweak Symmetry Breaking"を日本語化をしました。第一回目です。対訳を2回に分けます。

今回は、Higgsの話と電弱対称性の破れの話との関係について、分かり易くかつ詳しく書かれています。標準モデルの最も基本的で重要なところです。

何故、Higgsボゾンが期待されるのか?Part I:電弱対称性の破れ(その1)

原文は、

Why do we expecy a Higgs boson? Part I: Electroweak Symmetry Breaking

です。

2011年11月26日土曜日

Sarnak先生の講義ノート紹介

English version
Wittenさんの一般向けの講演:『結び目と量子論(Knots and Quantum Theory)』を契機に、Woitさんのブログを紹介しました。物理と数論について、Wittenさんは数論と物理に橋を架けるのだというように聞こえます。キーワードはもちろんLanglands。 そういえば、「数論と物理」(もちろん英文の専門雑誌、正式題名を忘れました)という雑誌が創刊されていて、その創刊、巻頭論文は、Witten-Kapustin。なるほど。

Woitさんの記事の中で議論されているSelberg予想、一般Ramanujan予想などについて、日本ではあまり話題になっていないSarnak先生の講義ノートなどが公開されていますので紹介します。

1、「数論的量子カオス」

2、「Selberg固有値予想」

3、「一般Ramanujan予想について」

4、「双曲曲面のスペクトルについて」

4は議論には出てきてはいませんが、とても興味深い内容のノートですので、私が仲間に入れました。『物理と数論』の方向を指し示しています。4の目次は、
1、 Introduction
2、 Existence
3、 High Energy Spectrum
4、 Low Energy Spectrum

2004年に、Sarnak先生はRiemann予想についての解説文をclaymath研究所から公開されています。

Problems of the Millennium: The Riemann Hypothesis (2004)

May/26/2011追記:
1993年に、Sarnak先生はMaass形式にも志村対応の類似が成立することを証明しました(SVETLANA KATOKさんと共著).

HEEGNER POINTS, CYCLES AND MAASS FORMS

Jan/5/2014追記:
1999年に、AMSより、Montgomeryの予想の拡張というべきことが総合的にレポートされてます.

ZEROES OF ZETA FUNCTIONS AND SYMMETRY

2011年11月20日日曜日

WoitさんのBLOGから、「結び目と量子論」

English version
2011年10月28日E.Wittenさんが「結び目と量子論」という講演を一般向けに行っています。バックグラウンドはKhovanovホモロジーと量子場理論でしょうが、一般向けということで(数論的)Langlands対応の話が出てきていて、早速、BLOGで話題となっています。WoitさんのBLOGにその感想が提示されていますので、ほぼ全訳としました。まだ議論が続いています。他のBLOGでも話題になっています。

WoitさんのBLOGから「結び目と量子論」

P. WoitさんのBLOGの原文:
Knots and Quantum Theory

E.Wittenさんの一般向けの講演:
Knots and Quantum Theory

2011年11月12日土曜日

Wiki「Stefan Boltzmann law」の補足の日本語訳

English version
Planckの公式の成立にとってゼータ函数の特殊値は重要であるが、同じことがBoltzmannの法則(黒体輻射のエネルギー分布は、全体温度の4乗に比例する)にとっても重要です。Planckの公式より、Boltzmannの法則を導くことができ、実験での観測値と一致しています。

この導出過程で、同じようにゼータ函数が現れますが、このことが英語版のWikipediaに補足として記載されています。日本語版がないので、日本語化する。

日本語訳:
"Stefan Boltzmann law"の補足

en.Wikiの原文
Stefan Boltzmann law

Wiki「プランクの法則」の補足の英語訳

English version
1900年、M. Planckは、古典電磁気学の破綻を指摘した。それは単位体積当たりのエネルギー密度が古典電磁気学では無限大となり実験と一致しないからです。一方、Boltzmannにより提出された熱力学的な考え方から、Planckの法則と呼ばれる黒体から輻射される電磁波の分光放射輝度のエネルギー分布が有限となるという公式が導出される。このことはe=hvを前提とし、Einsteinの光量子論へと引き継がれ、量子力学への道を開いた。このエネルギー密度の計算の中で、Riemannのゼータ函数の特殊値が計算しうる有限の値である事実が登場します。

日本語のwikipediaの「Planckの法則」という項目の補足にRiemannゼータ函数の特殊値を使う方法の記載があるが、英語版にはこれが記載されていないので、英訳する。

The Appendix of "Planck's law"

日本語のWikiの記事:
プランクの法則
この記事の『附則』という項目に日本語で記載しています.

2011年10月29日土曜日

ゼータ函数と統計力学(勉強会)VI

English version
2011年10月23日、数理物理研究会の第二回目の勉強会、セミナを行いました。今回は、タイトルは『付録:量子統計力学の入り口の入り口』としています。実際は入り口になるかどうか不明です。数学系の方のための注を書こうと思って開始しましたが、いつのまにやら量子論と古典論の出現順位がひっくり返ってしまいました。今回が最終回です。

目次は

0、はじめに

1、素数の分布(Riemannゼータ)

2、数論と物理との合流の原点

3、様々なゼータ函数

4、統計力学とゼータ函数

App. (熱)統計力学の「お話」

です

ゼータ函数と統計力学VI

2011年10月28日金曜日

ゼータ函数と統計力学(勉強会)V

English version

2011年10月23日、数理物理研究会の第二回目の勉強会、セミナを行いました。今回は、タイトルは『統計力学とゼータ函数』としていますが、長いのでこの部分を2つに分割します。今回の内容は、Riemannゼータ函数は、Hagedorn温度やPauliの排他律、Bose-Einstein凝縮といった物理現象を知っているのではないだろうかという話です。

目次は

0、はじめに

1、素数の分布(Riemannゼータ)

2、数論と物理との合流の原点

3、様々なゼータ函数

4、統計力学とゼータ函数

App. (熱)統計力学の「お話」

ですので、今回は第五回目として、目次の4の後ろ半分を掲載します。

ゼータ函数と統計力学V

2011年10月26日水曜日

ゼータ函数と統計力学(勉強会)IV

English version
2011年10月23日、数理物理研究会の第二回目の勉強会、セミナを行いました。今回は、タイトルは『統計力学とゼータ函数』としていますが、長いのでこの部分を2つに分割します。前の2/3は数論的函数の話。最後にプランクが1900年に、天才Boltzmannの仕事を受けて、「単位体積あたりのエネルギー分布」について、Maxwell古典電磁気学の破綻を喝破するところに、Riemannのゼータ函数の特殊値がでてくることを記載しています。この部分が本件の大きな山であり、言いたいことです。

目次は

0、はじめに

1、素数の分布(Riemannゼータ)

2、数論と物理との合流の原点

3、様々なゼータ函数

4、統計力学とゼータ函数

App. (熱)統計力学の「お話」

ですので、今回は第四回目として、目次の4の前半分を掲載します。

ゼータ函数と統計力学IV

2011年10月25日火曜日

ゼータ函数と統計力学(勉強会)III

English version
2011年10月23日、数理物理研究会の第二回目の勉強会、セミナを行いました。今回は、タイトルは『様々なゼータ函数』としていますが、合同ゼータ函数とSelbergのゼータ函数のみで、Montgomery-Odlyzko法則とBerry-Keatingの予想の話です。「お話」であり、何か講義的なものではありません。

目次は

0、はじめに

1、素数の分布(Riemannゼータ)

2、数論と物理との合流の原点

3、様々なゼータ函数

4、統計力学とゼータ函数

App. (熱)統計力学の「お話」

ですので、今回は第三回目として、目次の3を掲載します。

ゼータ函数と統計力学III

2011年10月24日月曜日

ゼータ函数と統計力学(勉強会)II

English version
2011年10月23日、数理物理研究会の第二回目の勉強会、セミナを行いました。今回は第二回目です。HilbertとPolyaの提案が、数論と物理を紐づける原点だと思います。ほとんどが線型代数の復習です。

目次は

0、はじめに

1、素数の分布(Riemannゼータ)

2、数論と物理との合流の原点

3、様々なゼータ函数

4、統計力学とゼータ函数

App. (熱)統計力学の「お話」

ですので、今回は第二回目として、目次の2を掲載します。

ゼータ函数と統計力学II

ゼータ函数と統計力学(勉強会)I

English version
2011年10月23日、数理物理研究会の第二回目の勉強会、セミナを行いました。タイトルは『ゼータ函数と統計力学』で、私がトークを行いました。始めたばかりなので、非公開として開始しました。提示した資料を、若干の修正を入れたものを連載で提示いたします。全体を5回に分けます。

目次は

0、はじめに

1、素数の分布(Riemannゼータ)

2、数論と物理との合流の原点

3、様々なゼータ函数

4、統計力学とゼータ函数

App. (熱)統計力学の「お話」

ですので、今回は第一回目として、0と1を掲載します。


ゼータ函数と統計力学I

2011年10月17日月曜日

誰がHiggsを食べたのだろうか?(日本語のみ版)

English version
US LHC F. TanedoさんのQuantum Diaryの記事"Who ate the Higgs?"を日本語化をしました。日本語のみの版です。少し長いです。

前々回は「ヘリシティとカイラリティ」の説明はフェルミオンで、前回は「ゲージボゾンのスピン、ベクトル粒子」はボゾンの話でした。今回は、Higgsの話。

誰がHiggsを食べたのだろうか?(日本語のみ版)

原文は、

Who ate the Higgs?

です。

2011年10月16日日曜日

誰がHiggsを食べたのだろうか?-III

US LHC F. TanedoさんのQuantum Diaryの記事"Who ate the Higgs?"を日本語化をしました。第三回目です。

「ヘリシティとカイラリティ」の説明はフェルミオンで、「ゲージボゾンのスピン、ベクトル粒子」はボゾンの話でした。今回は、Higgsの話。

誰がHiggsを食べたのだろうか?

原文は、

Who ate the Higgs?

です。

誰がHiggsを食べたのだろうか?-II

US LHC F. TanedoさんのQuantum Diaryの記事"Who ate the Higgs?"を日本語化をしました。第二回目です。

「ヘリシティとカイラリティ」の説明はフェルミオンで、「ゲージボゾンのスピン、ベクトル粒子」はボゾンの話でした。今回は、Higgsの話。

誰がHiggsを食べたのだろうか?

原文は、

Who ate the Higgs?

です。

誰がHiggsを食べたのだろうか?-I

US LHC F. TanedoさんのQuantum Diaryの記事"Who ate the Higgs?"を日本語化をしました。第一回目です。対訳を3回に分けます。

「ヘリシティとカイラリティ」の説明はフェルミオンで、「ゲージボゾンのスピン、ベクトル粒子」はボゾンの話でした。今回は、Higgsの話。

誰がHiggsを食べたのだろうか?

原文は、

Who ate the Higgs?

です。

2011年10月10日月曜日

Hagedorn温度について

English version
Hagedorn温度について、簡単にまとめました。(3月8日の記事は、弦理論との関係でHagedorn温度を言おうとしたので、一般的な脈絡では意味がわからないので新しくしました。)

Hagedorn温度について(in Japanese)

ほとんどが、wikipedia英語版です。以下は、リンクです。

Hagedorn temperature (in English)

弦理論の観点からの、3月8日の記事は、

Hagedorn温度を超えると弦理論はどうなるの?

2011年10月9日日曜日

ゼータ函数、統計力学、Haar測度(序)

English version
数論と統計力学について、非常に興味深かったので、7月6日に訳していない部分を訳しました。2つ正の整数をとった時に互いに素である確率の議論から開始されています。

ゼータ函数、統計力学、Haar測度(序)

後半は、
ゼータ函数、統計力学、Haar測度

原文は、Qiaochu Yuanさんの下記のブログです。

Zeta functions, statistical mechanics and Haar measure

2011年10月2日日曜日

2011年9月23日金曜日

Riemannのゼータ函数と函数等式IV

English version
Riemannゼータ函数と函数等式IIからVまでは、German Sierraさんの2010年12月にarxivに投稿されたRiemann予想への物理からの経路(A Physcs Pathway to the Riemann Hypothesis)」という論文を日本語化します。中に注をいれます。その三回目。副題は、「H=xpモデルとLandauレベル」です。

Riemannのゼータ函数と函数等式IV(H=xpモデルとLandauレベル)

なお、原論文は次のURLです。
A Physics Pathway to the Riemann Hypothesis(arxiv:1012.4264)

この4と5章の、The Hamiltonian H = xp (1999) と Landau levels and Riemann zeros (2008) です。コメントは、後日とさせてください。

2011年9月17日土曜日

USLHC 『落ち着いて!遅くなります』を日本語化

US LHC Michael SchmittさんのQuantum Diaryの記事"Whoa — slow down!"を日本語にしました。

落ち着いて!遅くなります

原文は、

Whoa — slow down!

です。16 Sep. 2011の記事です。

2011年9月9日金曜日

物理用語集を翻訳(Wikipediaへのリンク付き)

English version
先日のWittenさんのPBSのインビュー記事の中で引用されている、用語集(Glossary)の日本語版を作成しました。日本語版と英語版Wikipedia相方へのリンクをはっています。何かに活用して下さい。

PBSの用語集:
用語集(Wikipediaへのリンク付き)

原文は:
A glossary of physics

2011年9月4日日曜日

ゲージボゾンのスピン、ベクトル粒子(日本語のみ版)

US LHC F. TanedoさんのQuantum Diaryの記事"The spin of gauge bosons: vector particles"の日本語のみ版です。

ゲージボゾンのスピン、ベクトル粒子(日本語のみ版)

原文は、

The spin of gauge bosons: vector particles

です。

ゲージボゾンのスピン、ベクトル粒子II

US LHC F. TanedoさんのQuantum Diaryの記事"The spin of gauge bosons: vector particles"を日本語化しました。第二回目です。

「ヘリシティとカイラリティ」の説明は素晴らしい説明でした。そのときはフェルミオンでしたが、今度はボゾンでの話です。次回は電弱対称性の破れとHiggs粒子を予定しているとあります。

ゲージボゾンのスピン、ベクトル粒子II

ゲージボゾンのスピン、ベクトル粒子I

US LHC F. TanedoさんのQuantum Diaryの記事"The spin of gauge bosons: vector particles"を日本語化をしました。第一回目です。対訳を2回に分けます。

「ヘリシティとカイラリティ」の説明は素晴らしい説明でしたが、そのときはフェルミオンでしたが、今度はボゾンでの話です。

ゲージボゾンのスピン、ベクトル粒子I

原文は、

The spin of gauge bosons: vector particles

です。

2011年9月3日土曜日

弦理論の視点 II

English version
PBSというネット雑誌に、E.Wittenさんのインタビュー記事が掲載されていましたので、2回に分けて日本語化して掲載します。その第二回目です。

弦理論の視点 II

原文は:

Viewpoints on String Theory

この中に出てくる用語集も、後日、日本語化するつもりです。

2011年9月2日金曜日

弦理論の視点 I

English version
PBSというネット雑誌に、E.Wittenさんのインタビュー記事が掲載されていましたので、2回に分けて日本語化して掲載します。

弦理論の視点 I

原文は:

Viewpoints on String Theory

この中に出てくる用語集も、後日、日本語化するつもりです。

2011年9月1日木曜日

LHC 8月レポート

LHC 8月LHC レポートです。

8月レポート

今回は、すぐにpdfからリンクを呼べるように形式を変えました。

2011年8月14日日曜日

Riemannのゼータ函数と函数等式III

English version
Riemannゼータ函数と函数等式IIからVまでは、German Sierraさんの2010年12月にarxivに投稿されたRiemann予想への物理からの経路(A Physcs Pathway to the Riemann Hypothesis)」という論文を日本語化します。中に注をいれます。その二回目。副題は、「Selbergから量子カオスへ」です。

Riemannのゼータ函数と函数等式III(Selbergから量子カオスへ)

なお、原論文は次のURLです。
A Physics Pathway to the Riemann Hypothesis(arxiv:1012.4264)

この2と3章の、Selberg's trace formula と Random matrix theory and Quantum Chaosです。コメントは、後日とさせてください。

2011年8月4日木曜日

エントロピック重力理論をめぐる○○様への書簡II

エントロピック重力理論についての書簡を○○様へお送りいたしました。返信もいただいております。関係のない話題を省略したものを掲載させていただきます。

エントロピック重力理論をめぐっての論争の一旦を記載しています。

エントロピック重力理論をめぐる○○様への書簡II

何が Higgs 粒子について進行しているのか?(日本語化)

English version
Marco Frascaさんのブログ"The Gauge Connection"の記事"What's going on with Higgs particle?"を日本語化をしました。EPSのコンファレンスの内容の終了後の感想が述べられたものです。

何が Higgs 粒子について進行しているのか?

原文は、

What's going on with Higgs particle?

です。

2011年8月1日月曜日

LHC 7月レポート

LHC 7月LHC レポートです。

7月レポート

今回からは、月単位にさせてください。

2011年7月31日日曜日

E. Verlinde さんの講義に登場する宇宙の話題IV

English version
E.Verlindeさんが、6月22日にカナダのPerimeter研究所で、そして7月1日にUppsalaで「わが宇宙の隠れた相空間」と題する講演を行いました。これらの中で行列の対角化の話がありました。これについてやはり前と同じphysicsforumsという物理専門のQ&Aサイトに、記事を見つけましたので、紹介させてください。簡単な記事です。

E. Verlindeさんの講義に登場する宇宙の話題IV(in Japanese)

原文は、

Relation between Verlinde's Entropic gravity and AdS/CFT (in English)

2011年7月30日土曜日

USLHC : EPSは終了したが、道は遠い、、、

English version
US LHC Ken BloomさんのQuantum Diaryの記事"EPS: Close, but far…"を日本語化をしました。EPSのコンファレンスの内容の終了後のKen Bloomさんの感想が述べられたものです。

EPSは終了したが、道は遠い、、、

原文は、

EPS: Close, but far…

です。

USLHC : 夏のコンファレンスのプレビュー

English version
US LHC Ken BloomさんのQuantum Diaryの記事"Summer conference preview: Is it Bs?"を日本語化をしました。EPSのコンファレンスの内容に関連することで、これはコンファレンスの8日前に掲載された、何が注目点なのかが書かれています。

夏のコンファレンスのプレビュー:Bメソンたちでしょうか?

原文は、

Summer conference preview: Is it Bs?

です。

2011年7月26日火曜日

USLHC 鳥(Birds)たちと蜂(Bs)たち(ペンギン図形とBメソン)

English version
US LHC F. TanedoさんのQuantum Diaryの記事"The Birds and the Bs"を日本語化をしました。第一回目です。2回に分けます。

鳥(Birds)たちと蜂(B)たち(ペンギン図形とBメソン)I

第二回目です。今回は少し難しいな。

鳥(Birds)たちと蜂(B)たち(ペンギン図形とBメソン)II

通しの日本語のみ版は、

鳥(Birds)たちと蜂(B)たち(ペンギン図形とBメソン)

原文は、

The Birds and the Bs

です。

E. Verlinde さんの講義に登場する宇宙の話題III

English version
E.Verlindeさんが、6月22日にカナダのPerimeter研究所で、そして7月1日にUppsalaで「わが宇宙の隠れた相空間」と題する講演を行いました。これらの講義とは直接関係するのですが、コールドダークマター(CDM)と修正Newton力学(MOND)を結びつけるという考え方について、physicsforumsという物理専門のQ&Aサイトに、記事を見つけましたので、紹介させてください。簡単な記事です。

E. Verlindeさんの講義に登場する宇宙の話題III(in Japanese)

原文は、

CDM/MOND duality through Holography (in English)

2011年7月23日土曜日

EPS-HEP2011でのHiggs探索結果のブログ一覧

English version
7月21日より、フランスのグルノーブルでEuropean Physical Society (EPS) のコンファレンスが開かれていて、そこでHiggs探索に関する結果が発表されています。来週も25、26日と開かれる予定です。現在、ブログ等でも議論が一気に始まっています。分かるのもだけ、サイトへのリンクとタイトル、その主要な内容を一覧にしました。コメントと議論は無視しました。(英文のままです)

BLOG LIST

JST 24 July 2011 16:00:少し追加あります。更新しました。

JST 25 July 2011 21:30:更新しました。

JST 26 July 2011 11:45:更新しました。

JST 27 July 2011 18:30:更新しました。

JST 28 July 2011 19:30:更新しました。

JST 4 Aug 2011 5:30:更新しました。

2011年7月20日水曜日

「Higgsボゾンのアナウンスが近々あるのでは」の記事

English version
Lubos Motlさんの昨晩(日本時間)の記事の中に、Daily Kosの記事に「Higgsボゾンのアナウンスが近々あるのでは」との記事の紹介がありました。Daily Kosは、科学専門ブログではないようです。この記事は今週末に開催予定の”LHCの欧州コンファレンスで、Higgsボゾンに関する何らかのアナウンスがあるのではないか”という、素粒子物理のコミュニティの緊張感やそのバックグラウンドを簡明に伝えている記事ですので、日本語化します。

Higgs Boson のアナウンスが近々あるのでは

原記事は、

Higgs Boson Announcement Coming Soon

Daily Kosの性格について、hundan2さんに教えていただきました。感謝いたします。

2011年7月18日月曜日

Riemannのゼータ函数と函数等式II

English version
Riemannゼータ函数と函数等式IIからVまでは、German Sierraさんの2010年12月にarxivに投稿されたRiemann予想への物理からの経路(A Physcs Pathway to the Riemann Hypothesis)」という論文を日本語化します。中に注をいれます。その一回目の副題は、「Polya-Hilbertの提案」です。

Riemannのゼータ函数と函数等式II(Polya-Hilbertの提案)

なお、原論文は次のURLです。

A Physics Pathway to the Riemann Hypothesis(arxiv:1012.4264)

2011年7月14日木曜日

E. Verlinde さんの講義に登場する宇宙の話題II

English version
E.Verlindeさんが、6月22日にカナダのPerimeter研究所で、そして7月1日にUppsalaで「わが宇宙の隠れた相空間」と題する講演を行いました。宇宙に関してどんなことを主張しているのか、無謀にも「高校数学」「高校物理」の範囲で説明を試みました(行列だけは、しかたがありません)。私の勝手なことを書いています。第二回目です。

E. Verlindeさんの講義に登場する宇宙の話題II

せめて、arxivでもよいので、論文の形にしてほしいですねえ。

2011年7月10日日曜日

E. Verlinde さんの講義に登場する宇宙の話題I

English version
E.Verlindeさんが、6月22日にカナダのPerimeter研究所で、そして7月1日にUppsalaで「わが宇宙の隠れた相空間」と題する講演を行いました。宇宙に関してどんなことを主張しているのか、無謀にも「高校数学」「高校物理」の範囲で説明を試みました(行列だけ使用を容赦願います)。wikipediaの英語版から説明を引用しています。私の勝手な解釈も入ってます。全体に2回に分けます。

E. Verlindeさんの講義に登場する宇宙の話題I

なお、エントロピック重力関連記事のコメントに沿っています。

2011年7月7日木曜日

グラフのウォークと統計力学(翻訳)

English version
Qiaochu Yuanさんのブログの数論と統計力学と関連の深い記事を翻訳しました。分配函数やエントロピーがどのように定義されるか、1次元頂点モデルの簡単な例がでてきます。

グラフのウォークと統計力学【翻訳】

原文は、Qiaochu Yuanさんの下記のブログの抄訳です。

Walks on graphs and statistical mechanics

2011年7月6日水曜日

ゼータ函数、統計力学、Haar測度

English version
数論と統計力学について、非常に興味深かったので、抄訳としました。2つ正の整数をとった時に互いに素である確率と、正の整数が二乗因子をもたない確率が同等であることの議論から、primon気体や負の対数微分のエネルギー函数などの考え方も提示されています。

ゼータ函数、統計力学、Haar測度

原文は、Qiaochu Yuanさんの下記のブログの後半です。

Zeta functions, statistical mechanics and Haar measure

数論と統計力学の部分に注力させていただきました。

2011年7月2日土曜日

数論は数の世界の物理学

English version

「数論は数の世界の物理学です」ということは、過去に漠然と感じてはいましたが、2011年に入ってから、急速にその感を強くしました。そのきっかけは、やはり

D. SchumayerさんとD. A. W. Hutchinsonさんの次のarxiv:1101.3116を読んだことではないでしょうか。

Physics of the Riemann Hypothesis

いままでポストした中から、数の世界の物理として数論を問題としている記述のものをメニュー化することにします。

Langlands対応と物理

ゼータ函数、統計力学、Haar測度(序)

ゼータ函数、統計力学、Haar測度

グラフのウォークと統計力学(翻訳)

ゼータ函数と函数等式(実は質問です)

ゼータ函数と函数等式I

ゼータ函数と函数等式II(Polya-Hilbertの提案)

ゼータ函数と函数等式III(Selbergから量子カオスまで)

ゼータ函数と函数等式IV(H=xpモデルとLandauレベル)

ゼータ函数と函数等式V(Vは予約しています)

ゼータ函数と函数等式VI(保型形式の話)

ゼータ函数と函数等式VII(Hardy-Ramanujan公式と3次元ブラックホールの中心電荷)

ゼータ函数と函数等式VIII(Lee-Yangの定理とRiemannゼータ函数)

ゼータ函数と函数等式IX(Mertens予想について)

ゼータ函数と函数等式X(解析的torsionについて)

ゼータ函数と函数等式XI(解析的torsionについて(その2))

ゼータ函数と函数等式XII(楕円曲線のレベルとウェイト)

zeta函数の特殊値の不思議

2011年7月1日金曜日

LHC 6月後半レポート

LHC 6月後半LHC レポートです。

6月後半レポート

今回は、6月19日のF. Tanedoさんの"Helicity, Chirality, Mass, and the Higgs"に気をとられて、他はちゃんと見てません。

2011年6月30日木曜日

Verlindeさんの講義「我が宇宙の隠れた相空間」

English version
E.Verlindeさんが、6月22日にカナダのPerimeter研究所で、「わが宇宙の隠れた相空間」と題する講演を行いました。簡単な一文にしてあります。

Perimeter 研究所での E.Verlinde さんのレクチャ

Perimeter研究所での講義は、

The Hidden Phase Space of our Universe

Perimeter研究所の研究会のプログラムを見ると、de Sitter空間の研究が大きく進んでいるように思われます。

2011年6月29日水曜日

Riemannのゼータ函数と函数等式IX

English version
おそらくRiemann予想のアプローチで最も古いものにMertens予想というものがあります。1885年にStieltiesさんにより、提唱されたものです。現在ではどうも誤りと考えられています。しかし、このアプローチがBrown運動とRiemannゼータを結びつけていっていることを考えると、重要で基本的なことであると思われます。

Riemannのゼータ函数と函数等式 IX

ほぼMertens予想のステートメントは誤りであろうこと、Dirichlet級数が重要であること、統計物理とRiemannゼータをErdos-Kacの定理が結んでいくことを書いています。

2011年6月28日火曜日

Riemannのゼータ函数と函数等式VIII

English version
Lee-Yangの定理とRiemannゼータの関係について、1999年にKnaufさんが示しておられます。副題として、『Lee-Yangの定理とRiemannゼータ函数』としました。

Riemannのゼータ函数と函数等式VIII

本文は、統計物理学とRiemannゼータ函数の関係について述べています。他のアプローチもあると思います。事実、英語版Wikipediaに最近登場した素晴らしい「物理と数論の総合報告」arxiv:1101.3116

Physics and the Riemann Hypothesis

には、これと同様な命題が記載されています。しかしKnaufさんの引用はありませんので、ここで強調したかった一つの根拠です。

また、ConnesさんたちのKMS_\beta(熱力学とRiemannゼータとの関係)も、本件と同等であることが示されているようです。

2011年6月23日木曜日

USLHC ヘリシティ、カイラリティ、質量そして Higgs 0

English version
US LHC F. TanedoさんのQuantum Diaryの記事"Helicity, Chirality, Mass, and the Higgs"を日本語化をしました。とても素晴らしいポストです。カイラリティとヘリシティの違い。粒子と反粒子の混合としての物質的粒子。非専門家向けの解説です。次回が非常に楽しみです。コメントから重要と思われる部分を私が抜き出しました。また【対訳】も掲載しました(長いので見やすくはありません)。

ヘリシティ、カイラリティ、質量そして Higgs I

ヘリシティ、カイラリティ、質量そして Higgs II

ヘリシティ、カイラリティ、質量そして Higgs III

ヘリシティ、カイラリティ、質量そして Higgs IV(コメント部分の抄訳)

ヘリシティ、カイラリティ、質量そして Higgs(全文対訳)

原文は、

Helicity, Chirality, Mass, and the Higgs

です。

また参照サイトCosmic Varianceは「カイラリティと陽電子の口ひげ」という題:

Chirality and the Positron's Mustache

Reference Frameは「スピンの違う粒子とその役割」という題:

Particles of different spins and their roles

USLHC ヘリシティ、カイラリティ、質量そして Higgs IV

US LHC F. TanedoさんのQuantum Diaryの記事"Helicity, Chirality, Mass, and the Higgs"を日本語化をしました。第四回目です。対訳は後日にします。今回はコメントから重要と思われる部分を私が抜き出しました。他のサイトの内容もあります。(Cosmic VarianceとRefernce Frame)

ヘリシティ、カイラリティ、質量そして Higgs IV

原文は、

Helicity, Chirality, Mass, and the Higgs

です。Cosmic Varianceは「カイラリティと陽電子の口ひげ」という題:

Chirality and the Positron's Mustache

Reference Frameは「スピンの違う粒子とその役割」という題:

Particles of different spins and their roles

USLHC ヘリシティ、カイラリティ、質量そして Higgs III

US LHC F. TanedoさんのQuantum Diaryの記事"Helicity, Chirality, Mass, and the Higgs"を日本語化をしました。第三回目です。対訳は後日にします。今回は混合の話とHiggsの必然性の話です。(付録にMajorana質量)

ヘリシティ、カイラリティ、質量そして Higgs III

原文は、

Helicity, Chirality, Mass, and the Higgs

です。

2011年6月22日水曜日

USLHC ヘリシティ、カイラリティ、質量そして Higgs II

US LHC F. TanedoさんのQuantum Diaryの記事"Helicity, Chirality, Mass, and the Higgs"を日本語化をしました。第二回目です。対訳は後日にします。今回はカイラリティの話です。

ヘリシティ、カイラリティ、質量そして Higgs II

原文は、

Helicity, Chirality, Mass, and the Higgs

です。本文の中に後日更新(6/21)されたものは、反映しております。

USLHC ヘリシティ、カイラリティ、質量そして Higgs I

US LHC F. TanedoさんのQuantum Diaryの記事"Helicity, Chirality, Mass, and the Higgs"を日本語化をしました。第一回目です。長いので3回に分けます。対訳は後日にします。

特に素晴らしい記事で、ヘリシティとカイラリティの説明や、質量と混合(mixture)との関係も記載されています。

ヘリシティ、カイラリティ、質量そして Higgs I

原文は、

Helicity, Chirality, Mass, and the Higgs

です。すでにコメントも多く書き込まれていて、他のサイトにも記載が出てますが、、、

2011年6月21日火曜日

幾何学的 Langlands と可積分系のコメント II

English version
「幾何学的Langlandsと可積分系」のコメント欄の抄訳を掲載します。全体は長いので、【抄訳】とし、今回は第二回目です。

幾何学的Langlands と可積分系のコメントII

原文は、Urs Schreiberさんのn-category cafeの記事、

A Little Bit of Geometric Langlands: Relation to Integrable Systems

です。

幾何学的 Langlands と可積分系のコメント I

English version
「幾何学的Langlandsと可積分系」のコメント欄の抄訳を掲載します。本文は、Langlands対応とBethe Ansatzの関係について述べられていますが、コメントは数論的Langlandsと幾何学的Langlandsとの関係について本質的な議論がなされています。全体は長いので、【抄訳】とし、第一回目と第二回目に分けます。

幾何学的Langlands と可積分系のコメントI

原文は、Urs Schreiberさんのn-category cafeの記事、

A Little Bit of Geometric Langlands: Relation to Integrable Systems

です。

2011年6月16日木曜日

2011年6月14日火曜日

D0はCDFの主張top-antitopの質量差異も棄却

English version
6月14日、"D0 rejects CDF's claim on top-antitop mass difference, too"というタイトルの記事がLubos Motlさんのblogへ掲載されました。D0の結果は、『CDFで見られたピークは、D0では見られない』というものですが、さらにトップクォークと反トップクォークの質量のバランスが破れるということに対して批判した内容。

この"D0 rejects CDF's claim on top-antitop mass difference, too"を日本語としました。

D0はCDFのトップと反トップの質量差異の主張も棄却した

原文は、

D0 rejects CDF's claim on top-antitop mass difference, too

です。論争なので読みにくいかもしれませんが、CPT対称性との関係について記載されています。

2011年6月11日土曜日

resonaanceのD0の記事

English version
6月10日に、"D0: no bump"というタイトルの記事が"resonaance"へ掲載されました。この前にFermilabからD0のデータが公式に発表されたようです。結果はD0では、『CDFで見られたピークは、D0では見られない』というものです。

この"D0: no bump"を日本語としました。

D0 には何もピークがない

原文は、

D0: no bump

です。他の同趣旨のブログサイトのリンクは、原文のものを再現しています。

USLHC "TevatronとLHCが重なるとき"

6月9日のUSLHCのMichael Schmittさんの記事「A time when the Tevatron and the LHC Overlap」を【日本語】にします。

内容は、TevatronとLHCの差異を説明し、このことの意味が記載されています。

TevatronとLHCが重なるとき【日本語】

原文は、

A time when the Tevatron and the LHC Overlap【英語】

2011年6月8日水曜日

USLHC "Blois Blois Blois!"

6月7日のUSLHCのAidan Randle-Condeさんの記事「Blois Blois Blois!」を【日本語】にします。

内容は、現在話題のCDFでのピークの話で、今までで最もさらりと書いてあります。

Blois Blois Blois!【日本語】

原文は、

Blois Blois Blois!【英語】

6/6のresonaanceの説明記事

English version
6月6日の"Résonaances"の記事"More details about the CDF bump"を日本語にしました。先日の記事の継続説明です。

何が進行しているのかについて、理解すべきと思い、日本語化しましたが、最後の「LHCとの比較」の部分は、私自身が理解出来ていません。

CDF のピークについてのさらに詳細

原文は、

More details about the CDF bump

2011年6月7日火曜日

Monstrous moonshine, 有限群、弦理論【日本語化】

English version
Lubos Motlさんの、2006年12月2日の記事"Monstrous moonshine, finite groups, and string theory"を日本語化します。これはLubos Motlさんの記事"Monstrous symmetry of black holes: beauty and the beast"の記事で引用してされています。タイトルの通り、モンスター対称性と有限群、弦理論の関係についてです。

Monstrous moonshine, 有限群と弦理論【日本語】

Lubos Motlさんのブログの原文は、

Monstrous moonshine, finite groups, and string theory (in English)

です。なお、原文にリンクが多いので、リンクは保持した仕上がりにしています。

2011年6月5日日曜日

USLHC 「Higgs and the vacuum: Viva la “vev”」の【対訳】

6月3日のUSLHCのFlip Tanedosさんの記事「Higgs and the vacuum: Viva la "vev"」を【対訳】にします。

内容は、文字通りHiggsの真空期待値についてです。

Higgs と真空:やったぜ「真空期待値」【対訳】

原文は、

Higgs and the vacuum: Viva la "vev"【英語】

です。なお、Higgsの真空期待値のみが、粒子の質量をあたえているわけではないことを注意しておきます。

2011年6月4日土曜日

Mahler測度、双曲幾何学と二重対数VIII(暫定版)

English version
2003年のコンファレンスのまとめた記事があり、下手な解説よりも余程、多面的に書いてあり動機付にもなるので、それを翻訳して解説とすることとしました。今回は第二回目。他変数の多項式のMahler測度について、Mahler測度と$3$次元の双曲幾何学との関係が内容です。

Mahler 測度、双曲幾何学と二重対数VIII

なおBoyd先生のHome Pageは、

David W. Boyd

のなかにある、The Many Aspects of Mahler's Measureです

2011年6月3日金曜日

Mahler測度、双曲幾何学と二重対数VII(暫定版)

English version
2003年のコンファレンスのまとめた記事があり、下手な解説よりも余程、多面的に書いてあり動機付にもなるので、それを翻訳して解説とすることとしました。今回は第二回目。他変数の多項式のMahler測度について、Mahler測度と$3$次元の双曲幾何学との関係が内容です。

Mahler 測度、双曲幾何学と二重対数VII

なおBoyd先生のHome Pageは、

David W. Boyd

のなかにある、The Many Aspects of Mahler's Measureです

2011年6月2日木曜日

Mahler測度、双曲幾何学と二重対数VI(暫定版)

English version
Boyd先生のHome.Pageが残っているのを発見しました。中を見たところ、2003年のコンファレンスのまとめた記事があり、下手な解説よりも余程、多面的に書いてあり動機付にもなるので、それを翻訳して解説とすることとしました。3度ほどに分割します。今回は第一回目

Mahler 測度、双曲幾何学と二重対数VI

なおBoyd先生のHome Pageは、

David W. Boyd

のなかにある、The Many Aspects of Mahler's Measureです

2011年6月1日水曜日

昨日のresonaanceの説明記事

English version
昨日、am6:30頃(日本時間)に、"CDF: Wjj bump almost 5 sigma!!!"というタイトルの記事が"resonaance"へポストされました。このこの少しばかり前に、"Theorists vs. the CDF bump"という記事が掲載されていて、その内容が書いてあります。

この"Theorists vs. the CDF bump"を日本語としました。

理論家 vs. CDF のピーク

原文は、

Theorists vs. the CDF bump

2011年5月31日火曜日

今朝のresonaanceの記事

English version
本朝、am6:30頃(日本時間)にresonaanceに、"CDF: Wjj bump almost 5 sigma!!!"というタイトルの記事がポストされました。この内容を少し注意深く、日本語にしました。

一喜一憂すべきものではないのでしょうが、CDFチームの一部は以前として150GeVの部分の衝突実験結果の隆起を注目しているという事実があり、また、これがこの記事の中にあるように、「独立にD0で確認されたり、LHCで確認されたりするまで、断定はできない」という立場をとっているように読めます。この背後に何が進行しているのかということ、理論的なことについては、このポストの前に説明がありますので、日本語化するようにいたします。しばらく時間を下さい。

CDFでは Wjj ピークがほぼ 5 シグマだ!!!

なお、この記事は、4月下旬の「新しい噂(Higgs発見か?)の顛末」や3月下旬のUSLHCの記事「USLHC WW の生成と Higgs 探求の最初の CMS の結果」などに関連いたします。また、本文章の中に、タイトルは原文へリンクされており、文章内リンクはすべて再現してあります。

LHC 5月後半レポート

LHC 5月後半LHC レポートです。

5月後半レポート

2011年5月29日日曜日

Riemannのゼータ函数と函数等式VII

English version
Hardy-Ramanujan公式と、2+1次元ブラックホールの中心電荷が(c=1)のときと、同一視しうることを説明します。副題として、『Hardy-Ramanujan公式とブラックホールの中心電荷』としました。

Riemannのゼータ函数と函数等式VII

こう考えると、ますます、『数論は純粋数学ではありません、数の世界の物理学です』とか、『神はサイコロを振らないかも知れないが、代わって、素数がサイコロを振って量子重力を構成する』ような気がしてくる。

2011年5月27日金曜日

一般相対論とブラックホール II

English version
「一般相対論とブラックホール II」です、「一般相対論とブラックホール」の続きです。基本的なことのみ記載していますが、2+1次元については教科書にはないかもしれません。

一般相対論とブラックホール II

2+1次元のブラックホールは今でも盛んに議論されているので掲載しました。

2011年5月25日水曜日

Wittenさんの2+1次元重力理論(続)

English version
Lubos Motlさんの、2007年5月7日の記事"Monstrous symmetry of black holes: beauty and the beast"を日本語化します。これはP. Woitさんの"Witten on 2+1 Dimensional Gravity"の記事に対応して掲載された内容です。

ブラックホールのモンスター対称性:美女と野獣【日本語】

Lubos Motlさんのブログの原文は、

Monstrous symmetry of black holes: beauty and the beast (in English)

です。

2011年5月24日火曜日

USLHC "Things fall apart"を日本語化

5月23日のUSLHCのKen Bloomさんの記事"Things fall apart"を【日本語化】します。5月23日には、CERNの2011QMで発表されたことを受けた記事です。「ウプシロン粒子」の説明があります。

物事は離れてしまう【日本語】

原文は、

Things fall apart

です。また、さらに詳しいことは、5月23日のCERNの発表を参照下さい。(日本語の文章の中にも下記の2つの上のリンクあります。)

CMS observes hints of melting of Upsilon particles in lead-nuclei collisions
Important heavy-ion results from CMS

2011年5月23日月曜日

Wittenさんの2+1次元重力理論

English version
Peter Woitさんの、2007年5月6日の記事"Witten on 2+1 Dimensional Gravity"を日本語化します。当然、WittenさんのFields賞の対象の一角でもある"2+1 Dimensional Gravity as an Exactly Solvable System"を再度、検討して、新しいアイデアを提案されていることがこの記事の内容です。

Witten on 2+1 Dimensional Gravity【日本語】

Woitさんのブログの原文は、

Witten on 2+1 Dimensional Gravity (in English)

です。

該当のWittenさんの論文は、

Three-Dimensional Gravity Revisited

です。なお、参考で1988年の論文も入手できます。

2 + 1 DIMENSIONAL GRAVITY AS AN EXACTLY SOLUBLE SYSTEM

この話題のレクチャがYouTubeに公開されていますのでそのURLを一覧にします。

Edward Witten Lecture - Dimensional Gravity Revisited (1/6)-GzY
Edward Witten Lecture - Dimensional Gravity Revisited (2/6)-GzY
Edward Witten Lecture - Dimensional Gravity Revisited (3/6)-GzY
Edward Witten Lecture - Dimensional Gravity Revisited (4/6)-GzY
Edward Witten Lecture - Dimensional Gravity Revisited (5/6)-GzY
Edward Witten Lecture - Dimensional Gravity Revisited (6/6)-GzY

2011年5月21日土曜日

Riemannのゼータ函数と函数等式VI

English version
Boyd先生の文章の中で、保型形式、カスプ形式が出てきます。この説明用にと思い、書きました。ただ、保型形式はこれは大変に面白い領域なので、そっちの方の話に偏ってしまいました。他方、質問を含んでおります。どなたかご存知の方は、お知らせください。

Riemannのゼータ函数と函数等式VI

なお、導手の説明は別の機会とさせてください。Riemannゼータ函数と函数等式IIからVが飛んでいるのは、そこには別の話題(数論と物理学)を予約しているからです。

2011年5月20日金曜日

USLHC "To B or not to Bbar: b-Jet Identification"の日本語化

5月12日のUSLHCのBrian Dorneyさんの記事"To B or not to Bbar: b-Jet Identification"を【日本語化】します。タイトルについて、先生方の手を煩わせました。

内容は、b-ジェットの識別方法の解説になっています。ワクワクするような内容です。現在、Higgs粒子の探索で様々な議論がなされていますが、この記事はその探求方法の一端を生き生きと紹介している”エッセイ”だと思いましたので、日本語化しました。

Bか、Bbarでないか、(それが、、、):b-ジェットの識別法【日本語】

原文は、

To B or not to Bbar: b-Jet Identification【英語】

です。

2011年5月17日火曜日

Lieven le Bruyn先生の数論トポロジーの話

English version
最近、Lieven le Bryun先生がブログに、数論トポロジーの原点について書いておられます。現在も進行中です。数論トポロジーとは数論と3次元トポロジーの類似を徹底的に追及する世界のようで、近年多くの成果がでてきています。その原点について述べておられるので、非常に面白そうです。いづれは、他のトピックスと合わせて、日本語化しようと考えています。現在は、先生のブログにリンクを張っただけです。

数論トポロジーのエピソード(第一話) 私のオリジナル

Mumford先生の宝の描写(第二話)

Manin先生の幾何学的座標軸(第三話)

Mazur先生の結び目の辞書(第四話)

数論トポロジー貼られているリンク(番外)

Grothendieckの点の函手(第五話)

素数に結び付いた結び目とは何か?(第六話)

Alexander多項式についての注意(番外2)

素数=結び目の類似の夢を見ているのは誰か?(第七話)

素数=結び目の類似の誕生日(第八話)

Manin先生の『2000年における3つの世界』(第九話)

Alexander多項式の話題

【翻訳】Alexander多項式

Gravitational Instantonについて

English version
"Gravitational Instanton"とタイトルのあるen.wikiを日本語化しました。

Gravitational Instanton(in Japanese)

本来のURLは、下記です。

Gravitational Instanton(in English)

Mahler 測度、双曲幾何学と二重対数V

English version
David Boyd先生の記事について、少し注を加えます。代数、幾何、解析の数学の3つの分野を自由に駆け巡っている数論があります。第三回目の注で、Lehmer予想について片面しか紹介いたしませんでしたので、第一回目のBoyd先生の本文に沿った説明を追記しました。

Mahler 測度、双曲幾何学と二重対数V(私のコメント)

第六回目は、残りの説明を予定しています。

2011年5月16日月曜日

2011年5月11日水曜日

Mahler測度、双曲幾何学と二重対数IV

English version
David Boyd先生の雑誌の記事です。階段を一気に駆け上がります。タイトルは、"Expricit formulas for Mahler measure"です。第四回目ですが(暫定版)とさせてください。私の注を準備しています。

Mahler 測度、双曲幾何学と二重対数IV

原文は、

Expricit formulas for Mahler measure

です。ただし、この雑誌のp14、p15となってます。

Mahler 測度、双曲幾何学と二重対数III

English version
David Boyd先生の記事について、少し注を加えます。代数、幾何、解析の数学の3つの分野を自由に駆け巡っている数論があります。第三回目は、すべて私の注です。Mahler測度の定義からJensen公式、Lehmer予想、Chinburg予想までの流れと、後半の双曲多様体の体積とBorelの定理、Bloch群について比重をかけました。

Mahler 測度、双曲幾何学と二重対数III(私のコメント)

注、このファイル小さいにもかかわらず、Googleビューワでは非常に重いです。お手数をかけますが、普通のpdfファイルですので、downloadして閲覧下さい。

第四回目は、Boyd先生の2005年の別の雑誌の短い文章を記事にすることを、予定しています。

2011年5月9日月曜日

Mahler測度、双曲幾何学と二重対数II

English version
「Mahler測度、双曲幾何学と二重対数」第二回目を公開します。A-多項式の話なのです。

Mahler 測度、双曲幾何学と二重対数II

原文は、

Mahler's measure, hyperbolic geometry and the dilogarithm

です。ただし、この雑誌のp3,p4,p26,p27,p28となってます。

2011年5月8日日曜日

Mahler 測度、双曲幾何学と二重対数I

English version
David Boyd先生はブリティッシュコロンビア大学の数論の先生ですが、最近、退官されたことを知りました。次の雑誌の記事は、Boydさんの書かれたもので、とても面白いです。代数、幾何、解析の数学の3つの分野を自由に駆け巡っている数論があります。2003年末に少し写経していたのですが、後で見返して「これは!!」と思いましたが、元の雑誌を見つけることができずにいました。最近、ネットで発見しましたので、全文を日本語にして提示したいと思います。計画は3回に分けて、3回目は私の注にしたいと考えています。若いかたの動機の一端になればさいわいです。

Mahler 測度、双曲幾何学と二重対数I

原文は、

Mahler's measure, hyperbolic geometry and the dilogarithm

です。ただし、この雑誌のp3,p4,p26,p27,p28となってます。

USLHC 独特なHiggsへの入門(日本語のみ版)

3月18日のUSLHCのF. Tanedoさんの記事"An Idiosyncratic Introduction to the Higgs"を【日本語のみ版】を作成しました。USLHCの記事で最も興味深いシリーズ『Higgs粒子』が始まりました。その先頭の記事です。次の記事「A diagrammatic hint of masses from the Higgs」に強く関連しますので、作成しました。

独特なHiggsへの入門【日本語のみ版】

コメント欄の問答は、

コメント欄の問答

原文は、

"An Idiosyncratic Introduction to the Higgs (in English)"

コメントで議論が始まっています。

USLHC Higgsからの質量の図形的なヒント(日本語のみ版)

5月5日のUSLHCのFlip Tanedoさんの記事"A diagrammatic hint of masses from the Higgs"を【日本語のみ版】にします。

Higgsからの質量の図形的なヒント【日本語のみ版】

原文は、以下です。

A diagrammatic hint of masses from the Higgs (in English)

HiggsのFeynman図形としてどのように考えるのかの説明。今後も継続するようです。期待してます。

2011年5月7日土曜日

USLHC Higgsからの質量の図形的なヒントII

5月5日のUSLHCのFlip Tanedoさんの記事"A diagrammatic hint of masses from the Higgs"を【対訳】にします。長いので、分割した後半です。日本語のみ版は後日とさせてください。

Higgsからの質量の図形的なヒントII【対訳】

原文は、以下です。

A diagrammatic hint of masses from the Higgs (in English)

USLHC Higgsからの質量の図形的なヒントI

5月5日のUSLHCのFlip Tanedoさんの記事"A diagrammatic hint of masses from the Higgs"を【対訳】にします。長いので分割した前半です。後半は後日とさせてください。また、日本語のみ版も後日とさせてください。

Higgsからの質量の図形的なヒントI【対訳】

原文は、以下です。

A diagrammatic hint of masses from the Higgs (in English)

2011年5月6日金曜日

USLHC 物理のテーマのオーディオとビデオ

5月3日のUSLHCのF. Tanedoさんの記事"Physics-themed audio and video"を一覧表にします。4項目になっています。

リスト【日本語】

原文は、

Physics-themed audio and video (in English)

2011年5月5日木曜日

USLHC ”Before QCD, there were fireballs”(日本語化)

5月4日のUSLHCのAndrew Adareさんの記事"before QCD there were fireballs"を【日本語】にします。Hagedorn温度についての記載があります。ちなみにHagedorn先生はCERNの物理学者でした。

QCDの前、fireballs があった【日本語】

原文は、

before QCD there were fireballs (in English)

Hagedorn温度について、関連する記事が私のブログの3/18日のポストにあります。(少し出発点が違うが、参考で)

Hagedorn温度を超えると弦理論はどうなるの?

2011年5月3日火曜日

Verlindeさんの記事 III

English version
エントロピック重力理論と宇宙論の話、Robin Englhardtさんのインタビュー記事の第三回目です。最終回です。

Verlindeさんの記事 III

2011年5月2日月曜日

Verlindeさんの記事 II

English version
エントロピック重力理論の宇宙論の話、Robin Englhardtさんのインタビュー記事の第二回目です。

Verlindeさんの記事 II

2011年5月1日日曜日

Verlindeさんの記事I

English version
丁度一年前、5月1日午前中にVerlindeさんのエントロピック重力理論の論文をしりました。そのあといくつかの記事等を紹介してきましたが、注目は『宇宙論』ダークマターやダークエネルギーに注目があるまっているようです。資料があまりないのですが、本年の宇宙論に関連する記事を見つけていますので、【日本語】とすることにします。妥当性云々は、賢明なる読者諸氏にお任せすることですが、面白く読めます。御一読下さい。全体を2つか3つに分割します。第一回目です。

Verlindeさんの記事 I

デンマークの科学ライターのRobin Englhardtさんで、下記のURLが原文です。

Erik Verlinde, the Big Bang and a new Explanation of the Universe

2011年4月30日土曜日

2011年4月29日金曜日

新しい噂(Higgs発見か?)の顛末

4月22日午前中(日本時間)新しい噂(ATLASでHiggs発見か?)が流れました。かなりの広がりを見せましたが、現在は収束しています。流した責任の一端はありますので、その顛末を記載しました。御一読下さい。

新しい噂(ATLASでHiggs発見か?)の顛末

また、別紙一覧は下記です。ご参考程度。

別紙一覧

連休明けから、今度は、『噂の針』が反対に振れてきた。これも、ご参考程度。Pitkanen先生は、もともと4月22日のHiggsの噂には慎重な態度でした。やはり4月25日のCERNの発表が重要なのだと思います。

別紙一覧(その2)

2011年4月28日木曜日

インスタントンについて

English version
en.wikiの上の"instanton"という項目があります。日本語版にはないので、日本語化しました

Instanton【日本語】

2011年4月27日水曜日

USLHC WW の生成と Higgs 探求の最初の CMS の結果(2)

4月17日のUSLHCのBrian Dorneyさんの記事"First CMS Results on WW Production and Higgs Search"を【日本語のみ】にします。2つに分けます。今回は第二回目

WW の生成と Higgs 探求の最初の CMS の結果(2)【日本語のみ版】

本記事は、2月に提出されたCMSチームの始めてのWWの生成とHiggs探求の結果の分かり易い説明です。確かに少ないデータでの解析となっています。今後のLHCでのHiggs探求の結果が待たれるところです。なお、USLHCのチームはもとより、CMSチーム、ひいては、CERN全体のコンセンサスを得ている内容になっているものと思います。

USLHCのブログの中でも重要な解説と考え、日本語化しました。

USLHC WW の生成と Higgs 探求の最初の CMS の結果(1)

4月17日のUSLHCのBrian Dorneyさんの記事"First CMS Results on WW Production and Higgs Search"を【日本語のみ】にします。2つに分けます。今回は第一回目

WW の生成と Higgs 探求の最初の CMS の結果(1)【日本語のみ版】

本記事は、2月に提出されたCMSチームの始めてのWWの生成とHiggs探求の結果の分かり易い説明です。確かに少ないデータでの解析となっています。今後のLHCでのHiggs探求の結果が待たれるところです。なお、USLHCのチームはもとより、CMSチーム、ひいては、CERN全体のコンセンサスを得ている内容になっているものと思います。

USLHCのブログの中でも重要な解説と考え、日本語化しました。

2011年4月26日火曜日

USLHC ジェットについて(NO. 3)(日本語のみ版)

4月23日のUSLHCのFlip Tanedoさんの記事"When you're a jet, you're a jet all the way"を【日本語のみ】にします。長いので、3つに分けます。今回は第三回目

ジェットについて(NO. 3)【日本語のみ版】

2011年4月25日月曜日

USLHC ジェットについて(NO. 2)(日本語のみ版)

4月23日のUSLHCのFlip Tanedoさんの記事"When you're a jet, you're a jet all the way"を【日本語のみ】にします。長いので、3つに分けます。今回は第二回目

ジェットについて(NO. 2)【日本語のみ版】

USLHC ジェットについて(NO. 1)(日本語のみ版)

4月23日のUSLHCのFlip Tanedoさんの記事"When you're a jet, you're a jet all the way"を【日本語のみ】にします。長いので、3つに分けます。今回は第一回目

ジェットについて(NO. 1)【日本語のみ版】

2011年4月24日日曜日

一般化された複素構造について

English version
en.wikiの上の"generalized complex structure"という項目があります。日本語版にはないので、日本語化しました

generalized complex structure【日本語】

USLHC CDFの“Wボゾン+dijets”が新しい何かヒントに(日本語のみ版)

4月5日のUSLHCのF. Tanedoさんの記事"A hint of something new in "W+dijets" at CDF"を日本語だけの版にします。長いので2つの部分に分けて掲載します。

(1)は、Fermilabチームの論文発表の経緯と、言いたいことの導入部分。(2)はその分析がなされている。データが少ない点、シグマが3であること、想定される隆起の質量についても注意ください。最後のacknowledgementも日本語にしました。

CDFの“Wボゾン+dijets”が新しい何かヒントに(1)

CDFの“Wボゾン+dijets”が新しい何かヒントに(2)

原文は、

"A hint of something new in "W+dijets" at CDF (in English)"

です。

2011年4月22日金曜日

Hitchin functionalについて

English version
en.wikiの上の"Hitchin functional"という項目があります。日本語版にはないので、日本語化しました

Hitchin functional【日本語】

Nahm equationについて

English version
en.wikiの上の"Nahm equation"という項目があります。日本語版にはないので、日本語化しました

Nahm equation【日本語】

2011年4月20日水曜日

Khovanovホモロジーのエピソード(続^3)

カテゴリ化の話をすすめているのですが、今回はKhovanovホモロジーそのものに焦点を当てました。といっても、Khovanovさんのarxivの導入部分がそのまんまなのです。

Khovanovホモロジーのエピソード(続^3)
(日本語が表示されませんので、ビットイメージといたしました。)

Mikhail Khovanovさんのarxivは、

A categorification of the Jones polynomial
Link homology and categorification

です。

2011年4月18日月曜日

Hitchin系の記事

English version
2007年頃まで、en.wikiの上の"Hitchin system"という項目があり、もちろん現在も現代的な視点から、同一の項目は現在、立派なものが存在してます。昔の記事も捨てがたいと思い、ノートに写経していたものを、キーボードを叩き、記事にしました。(著者の名前は不明です。)

Hitchin System 【日本語】

21 Jun. 2012:この記事は、日本語版のwikipediaに新規登録しました.

マグネチックモノポールの記事

English version
2007年頃まで、en.wikiの上の"Magnetic Monopole"という項目があり、N.J.Hitchinの署名が入った記事が掲載されていました。もちろん現在も現代的な視点から、同一の項目は存在してます。昔の記事も捨てがたいと思い、ノートに写経していたものを、キーボードを叩き、記事にしました。(英文のままです。)

Magnetic Monopole【日本語】

2011年4月17日日曜日

Khovanovホモロジーのエピソード(続々)

Gukovさんの論文"Surface Operators and Knot Homologies"の中で、カテゴリ化がどのように扱われているかを述べました。中心的な課題は、Casson不変量です。また、Ben Websterさんのブログの続きも掲載しました。

Khovanovホモロジーのエピソード(続々)
(日本語が表示されませんので、ビットイメージといたしました。)

B. Websterさんのブログは、

Gukov on categorification and gauge theory II

です。

2011年4月16日土曜日

2011年4月15日金曜日

LHC 4月前半レポート

LHC 4月前半LHC レポートです。

4月前半レポート

Langlandsプログラムをめぐる話題XI

English version
Langlandsプログラムをめぐる話題の第十一回目です。Jacob Lurieさんの幾何学的Langlands対応の成立の状況証拠の列挙から解説が始まる。Ursさんも自説を主張するが論争となる。

Langlandsプログラムとは何か?XI

2011年4月14日木曜日

USLHC それほど新しい粒子を発見したい(Pt. 1)

4月12日のUSLHCのBurton DeWildeさんの記事"So You Want to Discover A New Particle (Pt. 1)"を【日本語化】します。実験家の立場の記事です。標準モデルを超える粒子の発見が焦点。

それほど新しい粒子を発見したい(Pt. 1)【日本語】

原文は、

"So You Want to Discover A New Particle (Pt. 1)(in English)"

です。

Langlandsプログラムをめぐる話題X

English version
Langlandsプログラムをめぐる話題の第十回目です。Urs SchreiberさんがLanglandsと物理からくる幾何学的Langlands対応を解説します。

Langlandsプログラムとは何か?X

2011年4月13日水曜日

Langlandsプログラムをめぐる話題IX

English version
Langlandsプログラムをめぐる話題の第九回目です。Minhyong Kimさん、Todd Trimbleさんのコメント。John Baezさんのコメント。

Langlandsプログラムとは何か?IX

2011年4月12日火曜日

Langlandsプログラムをめぐる話題VIII

English version
Langlandsプログラムをめぐる話題の第八回目です。Tate論文やArtinの話題がでて類体論の話になるも、Minhyong Kimさん「話が専門的になりすぎる」と。これを受けて、Todd Trimbleさんが、非専門家の立場から、見事な質問(というか解説)。

Langlandsプログラムとは何か?VIII

Langlandsプログラムをめぐる話題VII

English version
Langlandsプログラムをめぐる話題の第七回目です。「Langlandsとは何か?」の説明でMatthew Emertonさんの独壇場になります。

Langlandsプログラムとは何か?VII

2011年4月11日月曜日

Langlandsプログラムをめぐる話題VI

English version
Langlandsプログラムをめぐる話題の第六回目です。Langlandsとは何かのMinhyong Kimさんの説明に対する議論が深く進行しています。

Langlandsプログラムとは何か?VI

Langlandsプログラムをめぐる話題V

English version
Langlandsプログラムをめぐる話題の第五回目です。Minhyong Kimさんが登場します。Minhyong Kimさんの説明がとにかく素晴らしいです。

Langlandsプログラムとは何か? V

2011年4月10日日曜日

Langlandsプログラムをめぐる話題IV

English version
Langlandsプログラムをめぐる話題の第四回目です。後半、D. Ben-zviさんの発言。(途中、Gowersさんの文章の引用、うまく訳せないので英文の原文も載せています)

Langlandsプログラムとは何か? IV

2011年4月9日土曜日

Schimmrigkさんの講義II

Schimmrigkさんの講義のIIです。

Schimmrigkさんの講義II

最後は、途中で途切れてしまい、すみません。時間切れのようです。しかし、数論幾何が弦理論とどう関連しているかについて、一つの新鮮な見方を与えているように思えるのは、私だけでしょうか。また、読まれた方から、arxivの論文にも挑戦される方がおられれば、さいわいです。

2011年4月8日金曜日

Schimmrigkさんの講義I

Schimmrigkさんは、数論幾何をベースとして弦理論の研究をされておられます。講義をお聞きする機会がありましたので、ノートを公開します。

Schimmrigkさんの講義I

この講義の後に出た論文は、(ノートは数物の学生対象講演であり、arxivは論文です。レベルが異なりますのでご注意ください。)

Emergent spacetime from modular motives (arXiv: 0812.4450 [hep-th])

です。

2011年4月6日水曜日

USLHC CDFの“Wボゾン+dijets”が新しい何かヒントに

4月5日のUSLHCのF. Tanedoさんの記事"A hint of something new in "W+dijets" at CDF"を【対訳】をします。急遽、記事になったようです。

4月10日にコメントでの議論を反映した修正を加えました(赤字でいれてあります)。

CDFの“Wボゾン+dijets”が新しい何かヒントに【対訳】

4月24日、長いので、【日本語のみ版】を次に掲載しました。

USLHC CDFの“Wボゾン+dijets”が新しい何かヒントに(日本語版)

USLHCのブログ上のコメントでの議論の論点を記載しました。(論点を冒頭にまとめました。)

コメントの中の論点【日本語】

原文は、

"A hint of something new in "W+dijets" at CDF (in English)"

です。

4月12日:記事中のグラフの説明に難点がありそうです。

記事中のグラフの説明に難点【日本語】

元の"Cosmic Variance"の記事は、

"Science is Hard (in English)"

です。

以上、様々な角度から指摘もあるようですし、「統計を配慮していない」「データが蓄積されてもこの特徴は生き残らない」という指摘がプロの方々から、でているのも事実です。とはいえ、USLHCの若いかたが、次のLHCでどのようにしようとしているのか(どのようにしたいのか)の記事が、USLHCより4月7日に出ております。こちらは【対訳】にはしませんが、【日本語】にしましたので、充分に批判的な議論もあることを御理解の上、ご参考ください。

どうしたら CDF アノマリをチェックできるでしょうか?【日本語】

原文は、下記のMichael Schmittさんの記事


How should we check the CDF Anomaly? (In English)

2011年4月5日火曜日

Khovanovホモロジーのエピソード(続)

今回は、Gukovさんの論文"Surface Operators and Knot Homologies"の中で、カテゴリ化がどのように扱われているかを述べました。中心的な課題は、Atiyah-Floer予想です。Atiyah-Floer予想がどこから出てきたか、次元簡約やミラー対称性がカテゴリ化の中ではどのようにとらえられているのか。

Khovanovホモロジーのエピソード(続)

B. Websterさんのブログは、

Gukov on categorification and gauge theory

2011年4月2日土曜日

Khovanovホモロジーのエピソード

Khovanovホモロジーのエピソードとタイトルを付けましたが、「KhovanovホモロジーとBPS不変量を結びつける」考え方は、永らく期待されており、Wittenさんにより確立されたと理解されます。この過程で、カテゴリ化が強く意識されるようになりました。この背景に、Atiyah卿の質問『なぜJones多項式の係数は整数なのか』があります。

Khovanovホモロジーのエピソード

S. Gukovさんの論文は、

Surface Operators and Knot Homologies

P. Woitさんのブログの引用元は、

Khovanov Homology

です。

2011年4月1日金曜日

今後の方針(2011年4月1日)

ブログを開始してから、ちょうど1年たちました。今後も何年か維持するためのペースを考えます。2011年になってから、予想を超えるアクセスがあることに気づき、正直、驚いております。ブログのコメント欄、記載いただければ、能力と時間の許す限り、対応させていただきます。

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1、話題は数理物理関係に限定します。(これは、今後も維持します。)
2、説明調にします。オリジナルなものや、大きな労力のかかるものは能力がなくできません。(オリジナルなものが長く読まれていることがわかりました。プロ方々も大変な努力を払っておられること、やってみて理解いたしました。)
3、他の方の引用(ほとんど翻訳)は基本了解をいただいてからにします。少なくとも出所は明確にします。
4、今までのメール等でのやりとりしている内容の公開も、基本的にはメールの相手の同意を得てからにします。

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やはり、「(ミラー対称性を含む)Langlands対応と物理」の面白みを伝えるという線を中心にしたいと思っています。領域が広いこと、非常に難しいことから、私の理解の範囲を大きく超えています。7,8年ためていた内容を少しずつ見直しながら、少しづつレポートにします。

開始時には、この話題人気がないように思われました。「何故でしょうか」と問いもしましたが、しかし、領域が広いせいもあり、ゆっくりとした人気があるのだとやってみてわかりました。

場の理論(量子論)、ブラックホール(相対論)さらには、Riemann予想(数論)の三つが重なる領域に話が集中するようになりました。今後も当初方針で継続します。

(twitterと連動してます。twitterも事情がない限り、政治経済社会文化の話題扱わないことにしています。特にITの話題にいたしません。)

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半年のネタはあると思って始めましたが、やってみると意外にも1年たった今でも、公開したいノートがまだあることに戸惑っています。これから私のペースは、単調減少なのでしょう。他の有名な(この領域の国外の)大規模なブログが、様々な手法で実質的に複数の人たちで運営されていることを考えると、扱いかたを変更する必要があるのだと考えています。

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この間、声援をいただいたり、協力いただいた方々に、この場でお礼を申し上げます。今後とも、よろしくお願い申しあげます。

Langlandsプログラムをめぐる話題III

English version
Langlandsプログラムをめぐる話題の第三回目です。P. Woitさん、D. Ben-zviさんが登場します。

Langlandsプログラムとは何か? III

LHC 3月後半レポート

LHC 3月後半LHC レポートです。

3月後半レポート

2011年3月31日木曜日

USLHC 独特なHiggsへの入門

3月18日のUSLHCのF. Tanedoさんの記事"An Idiosyncratic Introduction to the Higgs"を【対訳】をします。USLHCの記事で最も興味深いシリーズ『Higgs粒子』が始まりました。その先頭の記事です。

独特なHiggsへの入門【対訳】

原文は、

"An Idiosyncratic Introduction to the Higgs (in English)"

コメントで議論が始めっていますが、この内容は別途とさせてください。また、中のリンク先で日本語化したいものもありますが、これも別途とさせてください。

2011年3月30日水曜日

Langlandsプログラムをめぐる話題II

English version
Langlandsプログラムをめぐる話題の第二回目です。表現論的な議論が続いています。

Langlandsプログラムとは何か? II

2011年3月28日月曜日

4次元QFTとKhovanovホモロジー

n-cafeの2月の終わりに「4d QFT for Khovanov Homology」という記事がありました。この記事を日本語にします。

4d QFT for Khovanov Homology (日本語)

元のブログは、

4d QFT for Khovanov Homology (in English)

です。

2011年3月27日日曜日

Langlandsプログラムをめぐる話題I

English version
NgoさんのFields賞受賞を契機に、Langlandsプログラムめぐる話題が活発になっています。n-category cafeに掲載されている「Langlandsプログラムとは何か?」と題する記事を【対訳】にします。色々な話題が「雑談」風に出ています。対訳の作成が追いつたと思ったら、その下にさらに話題が次々とでてきて、盛り上がってします(当初作成当時、n-cafeのブログも進行中)。この回から約10回に渡り、日本語化したものを掲載します。

Langlandsプログラムとは何か? I

2011年3月24日木曜日

2011年3月21日月曜日

Tevatron実験の新しいHiggs探索の結果をレポートする

Fermilabより、Higgs粒子探索の新しいレポートがでています。『Tevatron実験の新しいHiggs探索の結果をレポートする』を【対訳】にしました。

Tevatron実験の新しいHiggs探索の結果をレポートする【対訳】

原文は、

Tevatron experiments report new Higgs search results (in English)

また、これは2010年8月5日にポストした下記の記事と強い関連にあります。

Higgs 粒子の探索、次は何か?【対訳】

これの原文は、

Higgs hunting: What's next? (in English)

こなれた訳でなく、すみません。いづれの記事も、SymmetryBreakingに掲載されたものです。

USLHC クォーク、グルオン、プラズマとは?

3月18日のUSLHCのNattrassさんの記事"What is the Quark Gluon Plasma?"を日本語化します。

クォーク、グルオン、プラズマとは?

原文は、

"What is the Quark Gluon Plasma?"

2011年3月19日土曜日

Langlands対応とは何か

English version
本ポストに今までのLanglands対応に関連する記事を整理します。私のブログのモットーが『Langlands対応』ですので、今までに結構多くの記事があり、これを項目を整理してまとめます。(今後随時、本ポストに追記します)

1、Woitさんのブログに関係して、(数論的Langlandsから幾何学的Langlands、物理学的Langlandsまで、通して見通しをあたえるWoitさんのブログの記事です。注が私の言いたい放題のことを記載しています。)

WoitさんのBLOG I

WoitさんのBLOG II

WoitさんのBLOG III

2、Langlands対応と物理

Langlands対応と物理

3、Wittenさんの論文に関する話題(Wittenさんの論文の説明というよりも、私の勝手なArthur予想とS-双対の関連というテーマという方が、妥当ではないかと思います。ここの「最近の」という意味は2009年7月時点での「最近」となります。)

最近のWittenさんの論文I (S-双対の起源)

最近のWittenさんの論文II (S-双対の起源)

最近のWittenさんの論文III (S-双対の起源)

ミラー対称性、Hitchin方程式、Langlands双対性1

ミラー対称性、Hitchin方程式、Langlands双対性2

ミラー対称性、Hitchin方程式、Langlands双対性3

4、Kapustin-Wittenさんの論文に関する説明(n-cafeの記事の話題や、項番2と同じようなタイトルですが、関連はありません。)

幾何学的Langlandsの契機

Langlands対応と物理I

Langlands対応と物理II

Langlands対応と物理III

5、E. Frenkelさんの記事

幾何学的Langlandsと可積分系(この記事は、OperとBethe Ansatzについて説明されています)

E. Frenkelさんの幾何学的Langlandsプログラム("The Geometric Langlands Program with Edward Frenkel"というコンファレンス前のブログの日本語化)

6、Authurさんの跡公式小史

1,跡公式小史I
2,跡公式小史II
3,跡公式小史(付録)

7、『全志村-谷山予想の証明のアナウンス』の日本語化

1,その1
2,その2

2011年3月16日水曜日

2011年3月10日木曜日

USLHC Higgsボゾンへの道

USLHC『The road to the Higgs boson』の【日本語訳】を掲載します。昨日のKen Bloomさんの記事です。今話題となっているHiggs粒子についての記事です。とてもわかりやすくまとまっています。原文は、

The road to the Higgs boson (in English)

【日本語訳】は、

Higgsボゾンへの道【日本語】

本文の中の引用は、CMSチームの論文 arXiv:1102.5429

Measurement of W+W- Production and Search for the Higgs Boson in pp Collisions at √ps = 7TeV

と、Feremilabのプレス記事

Fermilab experiments narrow allowed mass range for Higgs boson: photos, videos & graphics

です。Fermilabのプレス記事の先頭に対応するFermilabのブログの記事は、下記に2010年8月6日に日本語化して掲載しております。(こなれた訳でなくてすみません。)

Higgs粒子の探索、次は何か?

2011年3月8日火曜日

Hagedorn温度を超えると弦理論はどうなるの?

English version
Hagedorn温度について、簡単にまとめました。(Hagedorn温度とエントロピー公式やPlanck定数が関係しているという話です)

Hagedorn Temperature(日本語です)

以下は、物理学Q&Aサイトへリンクを張っています。

What happens in string theory beyond the Hagedorn temperature?

Hagedorn温度を超えると弦理論はどうなるの?
超えることできるの?
できるとしたら、相転移の性質はなにで、その超えたところの相は何?
新しい相では、時空はどうなるの?

2011年3月1日火曜日

私が弦理論を好きな4つの理由

English version
Lubos Motlさんのブログに掲載された"Four reasons why I like string theory"を日本語化します。ゲストで記事を書いているかたは、Phil Gibbsという方です。

私が弦理論を好きな4つの理由

原文は、

Four reasons why I like string theory (in English)

この記事もLHCでの超対称性粒子の探索と関連します。私は、この意見と同じ意見を持っているわけではありません。理解できていないところもあります。しかし典型的な意見だと思うので掲載しました。弦理論の持っている意味、LHCの実験との関係、「人間原理」など、、、

LHC 2月後半レポート

LHC 2月後半LHC レポートです。

2月後前半レポート

LHC実験再開し、ビームが戻ってきています。

2011年2月28日月曜日

LHCは超対称性を見つけれるだろうか?

LHCでの超対称性パートナー粒子をめぐる議論がいくつか進行しているようです。USLHCのF.Tanedoさんの記事、『No love for low scale supersymmetry at the LHC』が、他でも引用されたり、新しいデータも提供されているようです。この【対訳】を掲載したポストもアクセスが増えています。もう少し説明をしたく、下記の雑文を掲載します。

LHCは超対称性を見つけれるだろうか?

USLHCの記事"No love for low scale supersymmetry at the LHC"の【対訳】は、下記にあります。

LHCでの低エネルギーでは超対称性に愛はないよ【対訳】

素人の雑文ですが、見ていただければさいわいです。

2011年2月23日水曜日

非可換幾何学とRiemannゼータ(改訂版)

Lieven le bruyn先生の「非可換幾何学とRiemannゼータ函数(改訂版)」をdownloadできるようにしました。元と同じところに置いています。

非可換幾何学とRiemannゼータ(第0話)

改訂内容は、コメント追加(円分体について他、)誤りの修正、誤字訂正などです。ご指摘に感謝いたします。

なお、お手数ですが、既に旧版をdownloadされた方は、再度downloadをお願いいたします。

2011年2月22日火曜日

USLHC E=mc^2

USLHCのF.Tanedoさんの記事、『E=mc^2』の【対訳】を掲載します。

E=mc^2 (in English)

【対訳】は、

E=mc^2【対訳】

この記事は、2009年の8月5日のUSLHCブログへのTanedoさんのポストですので、少し旧いのですが下記の今までの話と関連性が強いと思い、掲載しました。

2011年2月20日日曜日

USLHC 階層性となぜ電子は無限大の質量をもたないのか【対訳】

USLHCのF.Tanedoさんの記事、『Hierarchy problems and why electrons don't have infinite mass』の【対訳】を掲載します。

Hierarchy problems and why electrons don't have infinite mass (in English)

【対訳】は、

階層性問題と、なぜ電子は無限大の質量をもたないのか【対訳】

この記事は、階層性問題のある側面を述べています。2009年の9月5日のUSLHCブログへのTanedoさんのポストですので、少し旧いのですが下記の【対訳】との関連性が強いと思い、掲載しました。

有効理論:クォークと踊る【対訳】

2011年2月18日金曜日

USLHC 有効理論:クォークと踊る【対訳】

USLHCのF.Tanedoさんの記事、『Effective Theories: Dancing with the Quarks』の【対訳】を掲載します。有効理論について説明されています。

Effective Theories: Dancing with the Quarks (in English)

【対訳】は、

有効理論:クォークと踊る【対訳】

2011年2月16日水曜日

2011年2月15日火曜日

USLHC LHCでの低エネルギーでは超対称性に愛はないよ【対訳】

USLHCのF.Tanedoさんの記事、『No love for low scale supersymmetry at the LHC』の【対訳】を掲載します。最新のATLASチームの論文の解説です。素晴らしいの一言!

No love for low scale supersymmetry at the LHC (in English)

【対訳】は、

LHCでの低エネルギーでは超対称性に愛はないよ【対訳】

2011年2月13日日曜日

非可換幾何学とRiemannゼータ(第10話)

Lieven le bruyn先生の「非可換幾何学とRiemannゼータ函数」を完了いたしました。最後に「まとめと参考書の紹介」と感想をポストします。

第10話「まとめ:参考書の紹介」

2011年2月12日土曜日

非可換幾何学とRiemannゼータ(第1話)

Lieven le bruyn先生の「非可換幾何学とRiemannゼータ函数」の中の第1話を日本語としました。

「Bost-Connes コセット空間」

Lieven le bruyn先生のブログは、

"the Bost-Connes coset space"

です。

非可換幾何学とRiemannゼータ(第2話)

Lieven le bruyn先生の「非可換幾何学とRiemannゼータ函数」の中の第2話を日本語としました。

「Bost-Connes Hecke 環」

Lieven le bruyn先生のブログは、

"the Bost-Connes Hecke algebra"

です。