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「幾何学的Langlandsと可積分系」と題した文章を掲載します。私のBLOGは、”ミラー対称性からLanglands対応へ”をモットーにしています。NgoさんのFields賞受賞や、物理と数学の間で再度Langlands対応が注目されていますので、この機会に約3年前位に書いておいたノートの一角をBLOGに載せます。元々のノートに少し追加しています。全体の構成は、n-category cafeのUsr Schreiberさんの記事を翻訳したものがベースとなっています。また先日の数理物理Summer Schoolで「佐藤Grassmann多様体」の話が出たことで、この記事を掲載することにしました。さらに、この記事のベースとなっているJ.TeschnerさんのarXiv-1005.2846が最近改訂されて出ていて、これを理解したいということが動機としてあります。
幾何学的Langlands と可積分系(Oper とBethe Ansatz)
コメントの【抄訳】は:
幾何学的 Langlands と可積分系のコメント I
幾何学的 Langlands と可積分系のコメント II
もとになっているUrs Schreiberさんのn-category cafeの記事は、
A Little Bit of Geometric Langlands: Relation to Integrable Systems
です。
2010年3月22日に、本記事を「Langlands対応とは何か」のシリーズに組み込んだ、
返信削除1、Hitchin系
2、Beilinson-Drinfeldの定理
3、Oper
4、Spectrum
5、Bethe Ansatz
の流れについて書いてある。E. Frenkelさんの1990年代の仕事なのだと思う。この話は、「変数分離法」と関係しているのだと思う。