2011年6月14日火曜日

D0はCDFの主張top-antitopの質量差異も棄却

English version
6月14日、"D0 rejects CDF's claim on top-antitop mass difference, too"というタイトルの記事がLubos Motlさんのblogへ掲載されました。D0の結果は、『CDFで見られたピークは、D0では見られない』というものですが、さらにトップクォークと反トップクォークの質量のバランスが破れるということに対して批判した内容。

この"D0 rejects CDF's claim on top-antitop mass difference, too"を日本語としました。

D0はCDFのトップと反トップの質量差異の主張も棄却した

原文は、

D0 rejects CDF's claim on top-antitop mass difference, too

です。論争なので読みにくいかもしれませんが、CPT対称性との関係について記載されています。

2 件のコメント:

  1. コメントをそのまま書きます

    Hi!

    It is a wonderful explanation for the D0 data and CPT-symmetry. I understand that there are some subtle problems behind them. Thank you. I must reward to you. This article is also translated into Japanese, and it is posted on my blog.

    I understand well the meaning of "Fukushima" in the previous day. I have noticed the statement "Pray for Japan" on the behind in your blog pages.

    My best regards in the future.

    Re:Lubos Motl

    Thanks a lot, Ken! It would be good if you translated it including the Japanese kittens.

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  2. 日本語文を更新しました。

    1、タイトルの"too"を、D0にかけていることは、不適当であり、トップ-反トップの間の質量差異にかけるべきである。原文の性格も、この質量差異とCPT対称性に注力しているという観点からも、修正します。

    2、原文の先頭に、「LHCで数日で、1/femtobarnに到達するであろう」という”吉報”が、大きく追加されています。これを日本語に反映します。

    3、コメントは大量に記載されているが、別の機会とさせてください。

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