2010年5月9日日曜日

最近のWittenさんの論文I (S-双対の起源)

Langlands対応と物理の根幹はS-双対なので、副題を「S-双対性の起源」と少し大仰にしました。

これから3回にわたり、最近のWittenさんの論文の意味について、友人へ私が2009年7月にメイルした内容を掲示いたします。原文よりの変更点は、極めて軽微で、若い日本の現職研究者の名前が出てくる部分を省き、明らかな誤りを削除し、コメントを少し追記しました。

まず第一回目は、

最近のWittenさんの論文I(S-双対の起源)

にあります。

Wittenさんの論文の原文は、

Geometric Langlands From Six Dimensions

ですが、他の多くの講義録などを参考にしています。

4 件のコメント:

  1. 2011年3月24日、少しコメントを追加。3次元の部分で正しいかどうか判断付かない部分を削除しました。

    最新のWittenさんの「Khovanovホモロジー、、、」や

    "Fivebranes and Knots"
    "A New Look At The Path Integral Of Quantum Mechanics"

    を考えると、もうすべてが変わってしまっているように見えるのであるが、、、

    原点は、ここではないのだろうかと考え込んでしまった。

    返信削除
  2. 6d (2,0)-supersymmetric QFT というタイトルの記事がnlabにあることに気付いた.

    最近でも、この研究はは盛んで、GrassmannianやTwisterが関係するらしい.

    返信削除
  3. 2012年に、Felix Klein Lectureで、G.Mooreさんが本件について講演をしていて、LecNoteが出ている。URLは、

    http://www.physics.rutgers.edu/~gmoore/FelixKleinLectureNotes.pdf

    で、タイトルは

    Lecture Notes for Felix Klein Lectures

    返信削除
  4. これらよると、6次元(2,0)超共形場理論は、AdS/CFT対応の立場から、AGT対応に結びついており、ABJM理論に結付いている.そのように考えると、6次元(2,0)SCFTは現在まで影響を持っているので、この部分を掘ってみようと思っている.

    返信削除