Langlands対応と物理の根幹はS-双対なので、副題を「S-双対性の起源」と少し大仰にしました。
これから3回にわたり、最近のWittenさんの論文の意味について、友人へ私が2009年7月にメイルした内容を掲示いたします。原文よりの変更点は、極めて軽微で、若い日本の現職研究者の名前が出てくる部分を省き、明らかな誤りを削除し、コメントを少し追記しました。
まず第一回目は、
最近のWittenさんの論文I(S-双対の起源)
にあります。
Wittenさんの論文の原文は、
Geometric Langlands From Six Dimensions
ですが、他の多くの講義録などを参考にしています。
2011年3月24日、少しコメントを追加。3次元の部分で正しいかどうか判断付かない部分を削除しました。
返信削除最新のWittenさんの「Khovanovホモロジー、、、」や
"Fivebranes and Knots"
"A New Look At The Path Integral Of Quantum Mechanics"
を考えると、もうすべてが変わってしまっているように見えるのであるが、、、
原点は、ここではないのだろうかと考え込んでしまった。
6d (2,0)-supersymmetric QFT というタイトルの記事がnlabにあることに気付いた.
返信削除最近でも、この研究はは盛んで、GrassmannianやTwisterが関係するらしい.
2012年に、Felix Klein Lectureで、G.Mooreさんが本件について講演をしていて、LecNoteが出ている。URLは、
返信削除http://www.physics.rutgers.edu/~gmoore/FelixKleinLectureNotes.pdf
で、タイトルは
Lecture Notes for Felix Klein Lectures
これらよると、6次元(2,0)超共形場理論は、AdS/CFT対応の立場から、AGT対応に結びついており、ABJM理論に結付いている.そのように考えると、6次元(2,0)SCFTは現在まで影響を持っているので、この部分を掘ってみようと思っている.
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