2010年5月27日木曜日

Kerr/CFTについてご紹介頂きましたII

全くメイルをチェックして文書とするだけなのに、手こずってしまった。理由は簡単だ、あまりに熱力学、統計力学の常識を知らなかっただけです。今まで全く勉強しなかった証拠です。

Kerr/CFTについてご紹介いただきましたII

差しさわりのありそうなところは、削除させていただきました。熱力学は何故、物理学のテーゼの「破綻」を見破るのかというのは、私の放言だったのですが、これが放言ではなくて当然のことであり、私の不勉強でしかなかったこと痛感いたしました。

次元簡約まで熱力学で説明がついてくると面白くなるのだと思います。初期量子論は、量子力学よりも30年-40年も前に出ていて、Einsteinの奇跡の年とその翌年にかけて、光量子説として確立していきます。黒体輻射がMaxwell電磁気学の「破綻」を看破した過程も検討すると、E.Verlindeさんの言っていることが、量子論の展開にもつながるのではと妄想を抱いています。E.Verlindeさんは多分、量子論とどう折り合うかについても構想はあるのだと思います。

熱力学の等分割定理(equipartition)が量子論を入れると成立しないのだと思います。これに代わって登場するのが、エンタングルメントエントロピーでエルゴード仮説と結び付いてくるのだと思います。古典論(量子論でないという意味)だと熱力学第二法則はでてこない。量子論をいれると第二法則がでてくる。「Kerr/CFTについてご紹介頂きましたIII」はそこまで話をもっていきたいのです。

どなたか詳しい方、御一報ください。

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