2011年4月24日日曜日

一般化された複素構造について

English version
en.wikiの上の"generalized complex structure"という項目があります。日本語版にはないので、日本語化しました

generalized complex structure【日本語】

2 件のコメント:

  1. ★1 文中にもコメントしてあるが、この元のen.wikiの文章が出る少し前に、

    Topological M-theory as Unification
    of Form Theories of Gravity hep-th/0411073

    が出た。この中では、Hitchin functionalが本質的なところで、活躍する。一方で、一般化された複素構造が出てきたように思える。

    ★2 これも文中にコメントしているが、2001年にKapustinさんとOrlovさんの提唱する「coisotropic A-branes」が、Gualtieriさんにより、generalized complex structureの立場から、肯定されていることがわかります。(これはこの英文の記事の後に起きたこと)

    ★3 Wittenさんの一連の「6次元の量子場理論」にも大きな影響を与えているのではないだろうか。これについて、Wittenさん、ご本人がHitchin先生の幾何学を積極的に記載しているarxivが見当たらないが、

    2010年5月9日にポストしている

    最近のWittenさんの論文I (S-双対の起源)

    の中で、私が勝手にそうではないかと言及させていただいた。

    返信削除
  2. 前のコメントの★2の件で、GualtieriさんのPaperの第6章は、coisotropic A braneに当てられているので、その部分ことを追加した。

    物理屋だけではなくて、微分幾何学(Hitchin門下生たち)が支持していることがわかります。

    返信削除