2010年8月21日土曜日

Higgs場を数学側から

English version

Higgs場は数学側でも重要です。Notices of the AMS Sep 2007にエッセイが掲載されています。物理でいうHiggs場はスカラー場ですが、数学では1-形式です。数論にも応用されているようです。

What is a Higgs bundle? (in English)

が紹介したい記事です。

What is a Higgs bundle? (in Japanese)

です。

3 件のコメント:

  1. 2012 1/5内容更新しました。本文を修正しました。

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  2. この文章は、結構、前に日本語化しているのだが、Higgs場について、物理と数学の間で微妙な違いがあることを言っている.

    数学:1-形式
    物理:スカラー形式

    これの差異の意味については理解しているわけではないのであるが、、、何だろうか?

    この文章自体は、数論の基本補題の証明がHitchin systemに関連があり、これがHiggs場にも関係してくるので記載したのだが、、

    考えてみると4 Jul. 2012にCERNでHiggs粒子らしきものがσ=5.0で発見されたというアナウンスがあって以来、アクセスが増えている当たり前のことなのではあるが、、、

    この微妙な違いは、次の文献でも扱っている.

    Mirror Symmetry, Hitchin's Equations, And Langlands Duality

    Edward Witten

    これは全訳をブログに掲載している.

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  3. E. Wittenさんの「ミラー対称性、Hitchin方程式、Langlands双対」に素粒子物理におけるHiggs場と数学でもHiggs場の差異についてコメントされている.

    Remark 2.1. 他方では、今の脈絡で問題にしているφは素粒子物理でのHiggs場とどのような関係にあるのあろうか問うてもよいでしょう.この言葉は、Hitchin (1987a)によって導入されたのですが、これは実際、どうなのでしょうか?素粒子物理でのHiggs場の主要な違いは、スカラー場であるということです.一方、φは C 上の1-形式です(ゲージ群のある表現の各々の場合応じた値を取る). しかしながら、最初はHitchin方程式は書き下されて、直接研究されましたが、N = 4の超対称性ゲージ理論ではある種のツイストする過程により得られたものから得ることができます(同様に、N = 2 超対称性ゲージ理論からはDonaldson理論が得られます). このツイストする過程では、N = 4超対称性Yang-Mills理論のHiggs場のようなスカラー場のいくつかは、実際に、Hitchin方程式の中に現れるHiggs場へコンバートされます.これがこの単語のリーズナブルな解釈を与えます.

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