2011年5月29日日曜日

Riemannのゼータ函数と函数等式VII

English version
Hardy-Ramanujan公式と、2+1次元ブラックホールの中心電荷が(c=1)のときと、同一視しうることを説明します。副題として、『Hardy-Ramanujan公式とブラックホールの中心電荷』としました。

Riemannのゼータ函数と函数等式VII

こう考えると、ますます、『数論は純粋数学ではありません、数の世界の物理学です』とか、『神はサイコロを振らないかも知れないが、代わって、素数がサイコロを振って量子重力を構成する』ような気がしてくる。

7 件のコメント:

  1. 『神はサイコロを振らないかも知れないが、代わって、素数がサイコロを振って量子重力を構成する』は、Erdosの言葉を真似ている.

    ところで、このCardy公式とHardy-Ramanujan公式の一致はピンポイントとは思えない.

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  2. Cardy formula

    [3] J. A. Cardy, Nucl. Phys. B270, 186 (1986); H. W. J. Bl¨ote, J. A. Cardy, and M. P. Nightingale, Phys. Rev. Lett. 56, 742 (1986).

    Brown Henneaux

    [2] J. D. Brown and M. Henneaux, Commun. Math. Phys. 104, 207 (1986).

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  3. Hardy-Ramanujan

    G. H. Hardy and S. Ramanujan. Asymptotic formulae in combinatory analysis. Proc.
    London Math. Soc. (2), 17:75{115, 1918.

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  4. WikipediaにCardy formulaを新しく作成した。英語版、日本語版同時新規登録、内容は基本的なことのみ、

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  5. 今、思い返すと、この問題さらに深い.素数の統計的独立性の問題と関係しているのではないだろうか.

    少しロジックに『飛び』があるようだ、当時は理解していたと思っていたのであるが、、、

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  6. 本記事を書いた時から疑問に思っていたのだが、

    『Cardy公式』というと、percolationのCardy公式というものがある.2010年にStanislav Smirnovさんが証明したという公式である.このCardy公式が同じものを指しているのかどうか調べている.提唱者は同一人物であることは既に調べていたが、別ものかもしれない.

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    1. いや、そんなことはない.

      エネルギーモーメントテンソルから導出したり、エンタングルメントエントロピーから導出したりしているので、同じものに違いない.

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