2012年4月14日土曜日

Guest:分配函数と相関函数

本年1月22日に数理物理セミナの第三回目(新年会)を行いました.甲元さんに『分配函数と相関函数』というタイトルで、数理物理で登場する熱統計力学の基本である平衡統計力学についてのトークをしていただきました.その原稿を掲載いたします.

甲元さんの寄稿:

分配函数と相関函数

第三回目のセミナは新年会を兼ねて行い、私のトークは『第三回目の数理物理セミナ』のAgendaとしております.

2 件のコメント:

  1. 最後のまとめはさすがです。

    A、リンク不変量としての分配函数
    B、双対性の起源としての分配函数
    C、プリモンガスの分配函数

    リンク不変量(結び目不変量)も、双対性もプリモンガス(統計力学的気体でRiemannのゼータを体現するような気体)も全部、分配函数につながっている.

    ここに対数もしくはeのべきが登場するところが、Boltzmannの天才的なところ.

    分配函数と相関函数の熱平衡統計力学からの説明ありがとうございます.これがRiemannのゼータの研究に登場しているところが数理物理なのだと思います.

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  2. 本件、日本語部分が表示できていませんでした.

    打開の方策がないのでbit imageで掲載しました.

    なお、この考えたと同様に、Wikipedia英語版で議論してましたが、『分配函数 (数学)』というタイトルの記事といたしました.

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